【4月の食材】旬のピーマンを使った簡単レシピ3選
4月はピーマンが旬を迎える季節です。この時期のピーマンは瑞々しく、特に栄養価が高いことで知られています。
家庭料理やお弁当のおかず、さらにはお酒のおつまみまで、幅広い用途で使える万能な野菜です。
今回は、4月旬のピーマンを使った簡単で美味しいレシピを5つご紹介します。忙しい毎日の食卓に取り入れやすく、しかも健康的なメニューばかりですので、ぜひ参考にしてください。
4月旬ピーマンの特徴と栄養価
ピーマンの旬と出回り時期
ピーマンは本来、夏が旬の野菜で、露地栽培による収穫時期は6月から9月です。
しかし、4月に市場に出回るものの多くはハウス栽培されており、新鮮で品質が良いことで知られています。
特に宮崎県や高知県など温暖な地域では、春先からピーマンの収穫が始まります。
ハウス栽培のおかげで、4月でも旬の味わいを楽しめるピーマンですが、この時期のものは皮が薄く、苦味も少ないため、子供でも食べやすいのが特徴です。
ピーマンを手に取る際は、表面がつやつやしていて、濃い緑色をしているものを選ぶと良いでしょう。
ピーマンに含まれる主な栄養素
ピーマンの最大の魅力は、その高い栄養価です。特にビタミンCの含有量が多く、100gあたり76mg含まれています。
この量は、レモンよりも多いと言われています。さらに驚くべきことに、ピーマンのビタミンCは加熱しても壊れにくいため、炒め物や煮込み料理でもしっかり栄養を摂取できます。
また、β-カロテンも豊富で、抗酸化作用が期待されます。これにより、体の老化を防ぎ、免疫力を高める効果が期待できるのです。
その他、食物繊維やミネラルも含まれているため、整腸作用や代謝促進にも役立ちます。
簡単レシピ1:ピーマンの肉詰め
材料と作り方
ピーマンの肉詰めは、ピーマンの代表的なレシピです。お弁当のおかずとしても人気があり、冷めても美味しいのが魅力です。
材料(2人分):
- ピーマン:4個
- 合い挽き肉:200g
- 玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
- パン粉:大さじ2
- 牛乳:大さじ2
- 塩・こしょう:適量
- 小麦粉:適量
- サラダ油:適量
- ソース(お好みで):ケチャップ、中濃ソースなど
作り方:
- ピーマンは縦半分に切り、種とワタを取り除きます。
- ボウルに合い挽き肉、玉ねぎ、パン粉、牛乳、塩、こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。
- ピーマンの内側に小麦粉を薄くまぶし、肉だねをしっかり詰めます。
- フライパンにサラダ油を熱し、ピーマンを肉の面から焼きます。焼き色がついたら裏返し、蓋をして蒸し焼きにします。
- 火が通ったら、ソースをかけて完成です。
ポイント:
- ピーマンの内側に小麦粉をまぶすことで、肉だねがしっかりくっつき、剥がれにくくなります。
- 合い挽き肉の代わりに鶏ひき肉を使うと、よりヘルシーに仕上がります。
簡単レシピ2:ピーマンとツナの和え物
ピーマンとツナを使った和え物は、忙しい日の一品にぴったりです。材料を切って和えるだけなので、調理時間も10分以内と手軽に作れます。
材料:
- ピーマン:3個
- ツナ缶:1缶(オイル漬けでも水煮でもOK)
- 醤油:小さじ1
- ごま油:小さじ1
- 白ごま:適量
作り方:
- ピーマンは細切りにして、さっと茹でておきます。
- ボウルにツナ、醤油、ごま油を入れて混ぜ合わせます。
- 茹でたピーマンを加え、全体を和えます。
- 最後に白ごまをふりかけて完成です。
アレンジ:
- ピーマンをレンジで加熱することで、さらに時短が可能です。
- 醤油をポン酢に替えると、さっぱりとした味わいになります。
簡単レシピ3:パリパリピーマン
先に紹介した2つのレシピよりも一番簡単なのが「パリパリピーマン」です。
材料:
- ピーマン:適量(食べれる分だけ)
- 氷(適量)
- 水道水(ピーマンが浸る位)
- タッパー
作り方:
- ピーマンを半分にカットし、芯や種を綺麗に取り除きます。
- タッパーにカットしたピーマンを入れ、氷を入れ、ピーマンが隠れる位に水を張ります。
- 冷蔵庫に入れて2日ほど置いておく
冷水につけることで生でもピーマンの苦みが薄れ、歯ごたえはパリパリになります。
肉味噌やマヨネーズなど味が濃い目のものと合わせて食べると最高。夏にぴったりです。
まとめ
4月旬のピーマンは、栄養価が高く、どんな料理にも使いやすい万能な野菜です。
今回ご紹介した5つの簡単レシピを参考に、毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
新鮮なピーマンの美味しさを存分に楽しみながら、健康的な食生活を実現してください。
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