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【7月の食材】旬食材・雲丹(ウニ)を楽しむ!歴史と種類、家庭での味わい方ガイド

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7月といえば、夏の味覚が豊かになる季節。

その中でも一際人気が高く、贅沢な食材とされるのが「雲丹(うに)」です。

とろけるような食感と濃厚な旨味は、日本人の食卓でも長年愛されてきました。

本記事では、ウニの歴史や種類、全国の名産地、そしてご家庭で楽しめるレシピまでを詳しくご紹介します。

■ ウニの歴史|日本で愛された理由とは

ウニは縄文時代の貝塚からもその殻が発見されており、古代から人々に食されてきた海の恵みです。

かつては沿岸部で採取し、そのまま食べるのはもちろん、酢や塩を使って保存する知恵も生まれていました。

江戸時代に入ると、ウニは保存技術の発達とともに「汐ウニ」や「塩ウニ」として加工され、大名や武士への贈答品にも使われるほどの高級品となります。

今でも、福井の越前汐ウニや山口の塩ウニなど、地域の名産品として根強い人気を誇っています。


■ ウニの種類とそれぞれの特徴

ウニにはいくつかの種類があり、それぞれ味や食感が異なります。特に日本で多く出回っているのは以下の3種です。

・バフンウニ(馬糞雲丹)
北海道利尻島や礼文島で採れるエゾバフンウニは、オレンジ色の小さな粒で、非常に濃厚な甘みが特徴です。高級寿司店などでも使われる人気の品種です。

・ムラサキウニ(紫雲丹)
日本全国の海に広く分布しており、比較的あっさりとした味わい。寿司や軍艦巻きなどでよく使用され、家庭でも手に入りやすいウニです。

・アカウニ(赤雲丹)
主に九州の壱岐島などで水揚げされる希少品種。鮮やかな色合いと上品な甘みが特徴で、グルメ通に好まれる一品です。


■ ウニを家庭で楽しむ簡単レシピ

ウニは「外で食べるもの」と思われがちですが、実は家庭でも簡単に調理して楽しむことができます。

・ウニ丼(うにのせごはん)
炊きたての白ご飯の上にウニをたっぷりと乗せるだけで完成。お好みで刻み海苔や大葉、わさび醤油を添えれば、見た目も味も料亭級の一品に。

・ウニクリームパスタ
フライパンに生クリームとウニを入れて加熱し、茹でたパスタと絡めるだけの簡単料理。濃厚なウニの旨味がソースにしっかり溶け込みます。最後に黒こしょうを振ると味が引き締まります。


■ ウニの保存と選び方のポイント

ウニは非常にデリケートな食材です。購入したらすぐに冷蔵保存し、可能であれば当日中に食べ切りましょう。

2日以上保存する場合は、加工品(塩ウニや冷凍ウニ)の方が適しています。

選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。

・身がつぶれていないこと
・水が出ていないこと
・ほんのりとした磯の香りがあること

鮮やかなオレンジ色をしているものは、新鮮で甘みが強い傾向があります。


■ 全国の名産地で楽しむウニの魅力

・北海道利尻島
バフンウニの名産地で、現地ではウニむき体験や新鮮なウニ丼が味わえます。海水の透明度が高く、良質な昆布を食べて育つため、味わいも格別です。
利尻町公式観光サイト

・福井県越前町
汐ウニが名物として知られ、夏場には越前がにと並ぶ人気食材。加工されたウニは土産品としても評価が高く、保存性にも優れています。

・長崎県壱岐市
赤ウニの一大産地。採れたての赤ウニを贅沢に味わえる食堂も多く、ウニ漁の見学ツアーも実施されています。


■ まとめ|7月はウニをもっと楽しもう!

ウニは7月がまさに旬。濃厚で贅沢な味わいは、そのままでも、料理にしても絶品です。

ウニには種類があり、それぞれ違った魅力があります。また、産地ごとの観光も組み合わせれば、ウニの世界がさらに深まります。

ぜひこの機会に、おいしいウニを味わい尽くしてください。