【8月の行事】8月の夏休みに行きたい!東北三大祭り
夏休み、どこに行こうかと迷っている方へ。東北地方では8月になると、伝統と熱気に満ちたお祭りが各地で開催されます。
なかでも「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」の三大祭りは、どれも個性豊かで圧倒されること間違いなし。
この記事では、それぞれの祭りの特徴や開催日、アクセス方法、家族連れにも優しい観光情報まで、わかりやすくご紹介します。
8月行事として人気!東北三大祭りとは?
東北三大祭りとは、青森県の「ねぶた祭」、秋田県の「竿燈まつり」、宮城県の「仙台七夕まつり」の3つを指します。
いずれも日本国内外から多くの観光客が訪れるビッグイベントで、夏の風物詩として深く根づいています。
青森ねぶた祭とは?
青森市で毎年8月2日から7日にかけて開催されるこの祭りは、巨大な「ねぶた」と呼ばれる灯篭人形が街を練り歩く、ダイナミックな祭りです。これらのねぶたは有名な武将や歴史人物を模したものが多く、色とりどりに輝く姿は夜の青森市を幻想的に彩ります。
また、踊り手である「ハネト」として飛び入り参加もできる点もユニーク。決められた衣装を着れば観光客も自由に踊れるので、一体感のある祭りとして人気を集めています。
📍公式サイト:青森ねぶた祭公式ページ
秋田竿燈まつりとは?
秋田市で8月3日から6日に開催される竿燈まつりは、五穀豊穣を願う伝統行事です。50個以上の提灯が吊るされた高さ12メートル以上の長い竿を、なんと手や額、肩などでバランスを取りながら持ち上げる技は、観る者の心を釘付けにします。
昼間は子どもたちが小さな竿燈を使って演技する「妙技会」が行われ、夜になると本番のパレードが始まります。暗い空に提灯の明かりが揺れる様子は、まさに「灯の芸術」とも言える美しさです。
📍公式サイト:秋田竿燈まつり公式ページ
仙台七夕まつりとは?
仙台市で開催される七夕まつりは、8月6日から8日までの3日間にわたり行われます。全国的には七夕は7月に祝われますが、仙台では旧暦の風習に従って8月に開催されるのが特徴です。
商店街を彩る豪華な七夕飾りは、竹に吊るされた折り紙のくす玉や吹き流しが数メートルにも及び、その華やかさはまるで天の川のよう。昼間はショッピングや散策、夜はイルミネーションと、多様な楽しみ方ができる都市型のお祭りです。
📍公式サイト:仙台七夕まつり公式ページ
2024年版・三大祭りの日程と会場情報
今年2024年の東北三大祭りの日程は以下の通りです。
開催地は各県の中心部にあるため、初めての方でも比較的アクセスしやすくなっています。
祭り名 | 開催日 | 開催場所 |
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青森ねぶた祭 | 8月2日~7日 | 青森市中心部 |
秋田竿燈まつり | 8月3日~6日 | 秋田市大通り |
仙台七夕まつり | 8月6日~8日 | 仙台市中心商店街 |
各祭りは日程が重なる部分もあるため、タイミングを調整すれば複数の祭りをはしごすることも可能です。
アクセス方法と混雑回避のコツ
どの祭りも駅から徒歩圏内でアクセスできるため、公共交通機関の利用がおすすめです。
ただし、期間中は大混雑が予想されますので、移動には時間の余裕を持って行動しましょう。
各会場へのアクセス
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青森ねぶた祭:JR青森駅から徒歩約15分
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秋田竿燈まつり:秋田駅から徒歩10分ほど
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仙台七夕まつり:仙台駅からすぐ、市街地全体が会場
混雑回避のポイント
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会場近くのホテルは早めに予約する
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混雑を避けたい場合は初日または最終日の昼間が狙い目
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飲み物・軽食は持参が安心。特に子連れなら必須です
持ち物と服装のポイント
東北の夏は昼は30度を超える暑さになる一方で、朝晩は涼しい風が吹く日も多くなります。
日中は日差しが強く汗をかきやすいですが、夜は薄手の羽織があると便利です。
服装のポイント
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日中はTシャツ+薄手のパンツ
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夜用に羽織れる上着を準備
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動きやすいスニーカーが最適
あると便利な持ち物リスト
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折りたたみ傘
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飲み物と軽食
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モバイルバッテリー
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ウェットティッシュ
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保冷剤や扇子
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小銭(屋台で使う)
子ども連れの場合は、虫よけスプレーや日焼け止め、予備の着替えもあると安心です。
家族で楽しむ観光スポットもセットでチェック!
お祭りを楽しんだあとは、東北ならではの観光地に立ち寄るのもおすすめです。
大自然や温泉、体験施設など、家族みんなが楽しめるスポットが豊富にあります。
子どもと行きたい観光地
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青森県立美術館:ねぶたの展示や体験が可能
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秋田ふるさと村:屋内施設が多く、天候に左右されない
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仙台うみの杜水族館:夏でも涼しく楽しめる
温泉や自然も満喫
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十和田湖(青森):カヌーやボート体験も
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鳴子温泉(宮城):家族風呂がある宿も多数
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蔵王の御釜(宮城・山形):夏でも涼しい高原地帯で避暑に最適
東北の祭りで夏休み最高の思い出を
東北の三大祭りは、それぞれの地域の文化や伝統が詰まった、まさに“生きた歴史”とも言えるイベントです。
ただ見学するだけでなく、参加したり、地域の人とふれあったりすることで、忘れられない思い出になるはずです。
家族で、友達同士で、あるいはひとり旅でも。東北の夏祭りで、あなたも最高の夏休みを過ごしてみませんか?
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