【2025年7月】食品2100品目以上が大幅値上げ!主な対象品目を調べてみた!
■とりコレ3行
- 2025年7月から食品の大幅値上げが始まり、2,100品目以上が対象に
- 原材料や物流コスト、円安など複数の要因が背景に
- PB(プライベートブランド)商品やセール活用など、今すぐできる節約対策が重要
■大幅値上げ多くない?
2025年も下半期に突入。
最近、なんとなくスーパーでの買い物が前より高く感じる…そんな実感はありませんか?
実はその感覚、気のせいじゃありません。7月から、多くの食品で大幅な値上げが予定されているんです。
今月だけで2,000品目以上が価格改定されるという情報もあり、これは家計にとって見逃せないニュース。
本記事では、値上げの対象となる主な商品、背景にある理由、そして今からできる対策について、わかりやすくまとめました。
🍱 どんな食品が値上げされるの?主な対象メーカーと商品カテゴリ
2025年7月に価格が改定される主な食品とメーカーは以下の通りです。身近な商品ばかりなので、影響を感じる人も多いはず。
◆ ミツカン|調味料類
「味ぽん」や「カンタン酢」などでおなじみのミツカンは、約7~17%の値上げを実施。対象商品は69品目にのぼります。家庭料理に欠かせない調味料だけに、影響は大きいです。
◆ 越後製菓|パックご飯など
越後製菓では、レトルトのパックご飯やお餅などを約11~38%値上げ。主な理由は原料となる国産米の価格上昇。毎日食べる主食なので、負担がじわじわ響きそうです。
◆ エスビー食品|カレー・スパイス類
カレー粉やレトルトカレー、香辛料など617品目が対象で、最大25%の値上げに。家庭で手軽に作れるカレーですが、ルウやスパイスも安くは済まなくなってきています。
◆ 亀田製菓|スナック菓子全般
「柿の種」シリーズやお煎餅で有名な亀田製菓も、約4〜23%の値上げを発表。おやつやおつまみとして人気の商品が軒並み高くなります。
◆ 味の素AGF|インスタントコーヒー
スティックタイプのコーヒーなど、約25〜55%の大幅値上げに。日々の習慣になっている“おうちカフェ”にも影響が出そうです。
📊 なぜこんなに値上げが続くの?背景にある4つの理由
「なぜここまで一気に?」と思う方も多いかもしれません。今回の値上げラッシュには、以下のような複数の要因が絡んでいます。
1. 原材料の高騰
世界的に小麦や砂糖、油などの農産物価格が上昇しています。気候変動や戦争などの影響で供給が不安定になり、価格が跳ね上がっているのが背景です。
2. エネルギー・物流コストの上昇
食品の製造・輸送に欠かせない電気・ガス・ガソリンなどのエネルギーコストも高騰。トラック運賃や倉庫管理費も上がっており、商品価格に転嫁せざるを得ない状況です。
3. 為替の影響(円安)
円安が進むと、海外から輸入する原料や商品が高くなるため、コストが増加します。日本は多くの原材料を輸入に頼っているため、円安は食品価格にも直結します。
4. 人件費の上昇
少子高齢化や人手不足を背景に、労働コストも上昇中。食品業界でも人材確保が課題となっており、人件費が販売価格に反映されるケースが増えています。
🛒 今すぐできる!家計を守るための節約ヒント
値上げは避けられないなら、どう乗り切るかがカギ。ちょっとした工夫で、出費を抑えることは可能です。
◆ プライベートブランド(PB)商品を活用
スーパーのオリジナル商品(セブンプレミアム、トップバリュなど)は、品質はそのままに価格が抑えられていることが多く、コスパ◎です。
◆ セールやまとめ買いを賢く使う
「○円引き」や「3つでお得」などのセール情報をチェックし、日持ちする商品はまとめ買いが正解。冷凍保存を上手く使えばムダも防げます。
◆ ネット通販のポイント還元をフル活用
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングでは、ポイントアップキャンペーンやクーポンが頻繁に行われています。
食料品も対象になるので、タイミングを見て買うのがおすすめです。
✅ この記事のまとめ
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2025年7月から食品の値上げが本格化し、対象品目は2,100超。前年同月の約5倍にのぼる。
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値上げの背景には、原材料費の高騰・エネルギーコスト増・円安・人件費上昇など、複数の要因が重なっている。
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主な対象商品には「味ぽん」「カレー」「パックご飯」「インスタントコーヒー」など、日常的に使うものが多く、家計への影響は大きい。
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節約のポイントは、PB商品の活用・セールやまとめ買いの徹底・ネット通販のポイント還元の利用。
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今後もさらなる値上げの可能性があるため、日頃からの情報収集と買い物習慣の見直しが大切。
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