【19分スタンディングオベーション】『Sentimental Value』が映画ファン必見の理由
とりコレ3行まとめ
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カンヌ国際映画祭2025でグランプリを受賞したヨアキム・トリアーの最新作
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舞台女優ノラと家族の再会を描く、繊細な感情が交錯する家族ドラマ
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日本公開はギャガが配給予定、続報に注目!
※イメージ画像
映画ファンが注目する、最新の「心に刺さる」映画とは?
映画ファンの間で話題となっている『Sentimental Value(センチメンタル・バリュー)』は、ヨアキム・トリアー監督の新作で、2025年のカンヌ国際映画祭にて見事グランプリを受賞した作品です。
上映後には19分間ものスタンディングオベーションが巻き起こり、会場は熱狂的な歓声に包まれました。
これほどまでの反響があった作品となれば、映画ファンとしては見逃せません。ただし、日本での公開はまだ未定。
今から公式サイトや予告編の公開をこまめにチェックしておく必要があります。
まずは基本情報をチェック!『Sentimental Value』ってどんな作品?
この映画の主な舞台はノルウェー。物語の中心となるのは、舞台女優として活動するノラと、その妹アグネスです。
長年疎遠だった父親グスタフが再び現れたことで、彼女たちの過去や家族関係が大きく揺れ動いていきます。
グスタフは著名な映画監督として活動しており、自身の新作映画への出演をノラに打診しますが、彼女はこれを拒否。
その役は、アメリカ人女優レイチェルが引き受けることに。血のつながった家族と芸術家としての関係が交錯する、非常にエモーショナルで繊細なドラマです。
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監督:ヨアキム・トリアー(『わたしは最悪。』で注目)
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共作脚本:エスキル・ヴォグト(トリアーの盟友)
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主演:レナーテ・レインスヴェ(ノラ役)
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共演:ステラン・スカルスガルド(グスタフ役)、エル・ファニング(レイチェル役)
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公開:ノルウェーでは2025年9月、日本はギャガ配給で日程未定
なぜここまで注目されている?その理由を深掘り
この映画がここまで話題になっている背景には、いくつかの理由があります。
まず、前作『わたしは最悪。』でミレニアル世代の等身大の恋愛と葛藤を描いたヨアキム・トリアー監督が、再び“人間の内面”に深く迫ったという点が挙げられます。今作では家族の複雑な感情や未解決のまま残された思い出が描かれ、観る者の心を静かに揺さぶります。
また、ステラン・スカルスガルドとエル・ファニングという国際的スターが脇を固めることで、演技の説得力も段違い。
父としての威厳と脆さを見せるグスタフ、芸術に対して真摯に向き合うレイチェル、それぞれのキャラクターが観客の感情に訴えかけます。
これらの要素が相まって、カンヌでの異例とも言える「19分間のスタンディングオベーション」に繋がったと考えられます。
よくある疑問に答えます!Q&Aスタイルでスッキリ解説
Q1. 19分も拍手が続いたって本当?
→ 本当です。2025年のカンヌ国際映画祭で本作が上映された後、観客からは約19分にわたって拍手が止みませんでした。
これはカンヌ史上でもかなり長い部類で、映画の感動がそれだけ深かった証拠です。
Q2. どうしてそんなに評価が高いの?
→ 芸術と家族という普遍的なテーマを丁寧に描いている点、俳優陣の高い演技力、構成の巧みさなど、映画としての完成度が非常に高いからです。
まさに“観た後にじんわり沁みてくる系”の映画と言えるでしょう。
Q3. 日本ではいつ観られるの?
→ 2025年7月時点では、日本公開日はまだ正式に発表されていません。
ただし、配給はギャガが担当することが明らかになっているため、今後の続報に注目です。予告編や公式サイトの開設にも期待しましょう。
まとめ|感情と芸術の交差点で観客の心を掴む、今年注目の1本!
『Sentimental Value』は、ただの家族ドラマではありません。
演劇と映画、血縁と断絶、過去と現在といった複数のテーマが重なり合い、観る人それぞれの“心の琴線”に触れてきます。
監督ヨアキム・トリアーの深い人間観察、主演レナーテ・レインスヴェの繊細な表現、さらには豪華共演陣によって、今年を代表する感動作になる可能性は十分です。
日本での公開はこれからですが、映画好きなら間違いなく注目しておきたい1本。SNSや映画ニュースサイトで情報をチェックして、最新情報を逃さないようにしましょう!
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