【驚愕】北朝鮮“特権階級”の娘が13歳で165cm超え⁉ “背が高い＝身分”時代のヤバい薬事情

とりコレ3行まとめ

近年、北朝鮮内部で静かに注目を集めているのが「背を伸ばす薬」。ただの美容志向ではありません。

社会的な地位やエリート性を象徴する手段として、身長の高さがクローズアップされているのです。

その象徴的存在が、金正恩総書記の娘。彼女は13歳にして身長165cmを超えていると報道され、ネット上では「まるでモデル」「まさに特権階級の体格」といった声が噴出。北朝鮮国内でも「背が高い＝特権階級の証」と捉える価値観が、エリート層を中心に定着してきているようです。

その流れの中で、秘密裏に流通しているのが「背が高くなる」とされる薬やサプリメント。一部では、外国から輸入されたホルモン剤、国内で作られたビタミン入り錠剤などが「成長促進薬」として出回っており、裕福な家庭が競って手に入れようとしているとされています。

しかし、これらの薬の効果は不明で、そもそも成分が不明な“偽薬”であるケースも。結果が見えないまま高額な費用を支払う家庭も多く、健康被害への懸念が高まっています。

一方、隣国・韓国では、こうした「背を伸ばす」ニーズに対して医学的なアプローチが進んでいます。

特に「成長ホルモン注射」は、身長が平均以下の子どもを対象に、医学的な根拠に基づいて処方される正規の治療法。

実際、韓国では子ども用の成長ホルモン市場が急拡大しており、LG化学や東亜製薬などが製造するホルモン製剤が、保険適用・自費治療問わず普及。年間の売上高は数百億円規模にも及び、まさに一大産業となっています。

ただし、こちらも万能というわけではありません。保険適用を受けられるのは、厳格な基準を満たす子どものみ。

それ以外のケースは自費となり、年間で約90万〜100万円以上の出費が発生するため、経済的負担が問題視されています。

北朝鮮で流通している「成長薬」とされるものの多くは、医療機関での正式な処方が必要なホルモン剤ではなく、あくまで健康食品に近い扱い。

ラベルや説明書もなく、成分表が不明なものも多数存在します。

しかも、製品の多くが偽物のビタミンサプリメントである可能性が高いと報じられており、エリート家庭の親たちは「偽薬でもいいから、子どもに背が高くなってほしい」と盲目的に購入してしまうケースが後を絶ちません。

仮にホルモン成分が入っていたとしても、使用方法を誤れば深刻な副作用が起こる危険性があります。

体内のホルモンバランスが崩れることで、成長障害や内臓疾患、思春期早発など、将来的な健康リスクが懸念されます。

韓国では医学的に管理されているとはいえ、過剰な競争意識から「本当は必要ない子ども」にまで成長ホルモン注射が行われるケースも増えているといいます。

特に首都圏では「○○くんは注射で10cm伸びた」などの噂が保護者の間で拡散し、学校単位で“背の伸ばし合戦”が起きているという情報も。

また、成長ホルモンの注射は効果が出るまでに年単位の継続が必要。副作用としては、筋肉痛、関節痛、頭痛、インスリン抵抗性の悪化などが報告されています。子どもへの長期的な健康影響を不安視する声もある中で、「本当に治療が必要かどうか」を医師と冷静に判断する必要があります。

北朝鮮での「身長＝身分」という極端な思想に象徴されるように、アジア圏では今、「子どもの背の高さ」が一種の競争材料になっています。

しかし、その背景には社会的圧力や親の期待、そして誤った情報が絡み合い、「本当に子どものためになるのか？」という疑問が残ります。

「背を伸ばしたい」という願いは親心として理解できますが、その裏にあるリスクや情報の信ぴょう性には、しっかりと注意が必要です。