【猛暑と不信】横山裕24時間テレビランナー就任！炎天下マラソン＆募金不正疑惑に注目が集まる

とりコレ３行まとめ

今年の「24時間テレビ」の目玉として、関ジャニ∞の横山裕さんがチャリティーマラソンランナーに選ばれました。

テーマは「子どもたちへの支援」で、多くの視聴者が応援する一方、ネット上では「炎天下マラソンは危険では？」「過去の募金不正は解決したのか？」という声も目立ちます。

感動を演出する企画の裏側で、猛暑と募金管理という2つの課題が浮かび上がっています。

今年の24時間テレビは、これまで以上に透明性と安全性が試される年になりそうです。

24時間テレビのマラソン企画は真夏に行われることが恒例です。

しかし、近年の日本は猛暑日が当たり前。熱中症や脱水症状のリスクが非常に高くなっています。

過去にもランナーが体調を崩し、一時中断やペース調整を余儀なくされたケースもありました。安全よりも演出が優先されているのではないか、という批判も出ています。

横山裕さんが走る今年、番組は次のような安全策を打ち出すとしています。

しかし、番組から具体的な運用や数値基準は発表されておらず、「本当に機能するのか」と疑問が残ります。

2023年、系列局の元幹部が「24時間テレビ」に関連する募金を含む1,000万円超を着服した事件が報道されました。このうち数百万円は本来、子ども支援や医療援助に使われるはずの寄付金でした。
事件は大きく報道され、多くの視聴者が「チャリティーは信じられない」と感じるきっかけとなりました。

事件後、番組は次のような再発防止策を公表しました。

しかし、これらの対策は実際の運用が見えにくく、寄付者に説明する機会も限られています。結果として、「再発防止策が本当に機能しているのか」という不安は消えていません。

Twitter（X）やInstagramでは、横山さんを応援する声と、番組運営への不信感が入り混じっています。

視聴者が望むのは、「感動ストーリー」ではなく「信頼できるチャリティー」です。

募金がどこに使われ、マラソンがなぜ必要なのか、その理由と成果が透明に説明されれば、視聴者の信頼は回復に向かう可能性があります。

これらが実現しなければ、過去の批判が再燃するだけでなく、番組自体の存在意義が問われかねません。

横山裕さんが炎天下の中を走ることは話題になりますが、それだけでは不十分です。安全性と募金の透明性を確保できるかが、今年の24時間テレビの評価を大きく左右します。

視聴者としては、ただ感動を消費するだけではなく、番組がどのように信頼を取り戻すかを冷静に見守る必要があります。

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