【真夏マラソンの裏側】横山裕×24時間テレビ、支持と違和感の理由
とりコレ3行まとめ
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関ジャニ∞元メンバー横山裕が『24時間テレビ48』チャリティマラソンランナーに決定
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苦労人ならではの思いや支援活動の意義が注目される一方、猛暑や安全面への懸念も続出
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「厳戒態勢」という表現が視聴者の不安を招き、番組全体への疑問の声も
🔥話題騒然!横山裕が走るチャリティマラソン
2025年8月放送予定の日本テレビ系『24時間テレビ48』で、チャリティマラソンランナーに選ばれたのは、関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)の元メンバーで俳優の横山裕さん(44)。
7月31日の『ヒルナンデス!』生放送中に自ら名前を発表し、その瞬間からSNSは「#横山裕ランナー」でトレンド入りするほどの盛り上がりを見せました。
横山さんは、幼少期から数々の困難を乗り越えてきた人物。その背景と、今回のマラソン企画が掲げる「子ども支援」のテーマが重なり、多くの人が「応援したい!」と感じる理由になっています。
一方で、真夏の過酷な環境で行われる恒例マラソンに対しては、以前から安全性を懸念する声が絶えません。今年も例外ではなく、「猛暑で走る必要があるのか」「安全面は大丈夫なのか」という疑問が再燃。そして番組が掲げた「厳戒態勢」という言葉がさらに物議を醸しています。
✅横山裕と番組の“背景”
横山さんがランナーに抜擢された理由は、その知名度だけでは語れません。彼は中学卒業後、すぐに建設会社へ就職。母親が病に倒れ、家庭環境が一変した後は、弟たちを養護施設に預けるなど、普通の青年では経験し得ないほどの困難に直面しました。
芸能界入り後も決して順風満帆ではなく、地道な努力を積み重ねて現在の地位を築き上げました。
今回の『24時間テレビ』は、そんな横山さんの背景を踏まえて「マラソン子ども支援募金」を新設。
ランナーの挑戦と寄付を連動させ、視聴者がスマホから簡単に寄付できるようQRコードも導入。チャリティをより身近に感じられる仕組み作りを進めています。
こうした取り組みは、過去の単純な「走る→感動」の図式から一歩踏み込み、支援活動を具体化する試みとして評価されています。しかし、その反面「過酷な挑戦を伴う形でなければ寄付は集まらないのか」という根本的な疑問もくすぶっています。
💬支持と不安の声
横山裕ランナーへの肯定的な反応
SNSでは「彼だから応援する意味がある」「横山さんの真っ直ぐな想いが視聴者の心を動かす」といったポジティブな声が目立ちます。
特にファンや過去のエピソードを知る人たちからは「この挑戦が多くの子どもたちに届くことを願う」というメッセージが相次いでいます。
また、番組のチャリティ性を考えると、ランナーが持つ物語性や信頼性は重要です。横山さんはその条件を満たす人物であり、彼の存在が支援の輪を広げる可能性は十分にあります。
一方で浮上する疑問と批判
ただし、肯定的な声と同時に懸念も無視できません。例年の真夏マラソンに対し「熱中症リスクが高すぎる」「走ること自体が目的化していないか」という批判は根強く存在します。
さらに、日本テレビは過去に寄付金着服などの不祥事を抱えており、一部視聴者からは「番組自体の信頼性がまだ回復していない」という意見も聞かれます。
SNSでは「チャリティの名のもとでタレントに負担を強いている印象」「視聴率狙いの演出では?」といった冷ややかな声も上がっています。
❓「厳戒態勢」という言葉への違和感
今回特に議論を呼んでいるのが、番組側が発した「厳戒態勢」という言葉。安全管理を徹底する意味合いで使われていることは明らかですが、この表現が「本当に安全なのか?」という逆の疑念を呼んでいます。
SNSや識者の間では、「チャリティ番組と“厳戒”という言葉がそぐわない」「ポジティブなメッセージを発信すべき場面で不安を煽るのは逆効果」という指摘も少なくありません。
言葉選びひとつで番組の印象が左右されることを考えると、広報戦略の見直しは今後の課題になりそうです。
🧩読者が気になるQ&A
Q:「なぜ真夏に走らせるの?」
A:番組の伝統や視聴者の期待もありますが、最大の狙いは「話題性」と「寄付促進」。
ランナーの挑戦が寄付への関心を集める役割を担っています。ただし、炎天下でのリスクは年々高まっており、安全管理が今後の大きなテーマです。
Q:「厳戒態勢は必要?」
A:安全面を強調するための表現であることは確かです。しかし、あまりに強い言葉は視聴者に逆の印象を与える可能性があり、バランス感覚が問われます。
✅まとめ
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応援できる面:横山裕さんの誠実な人柄と、子ども支援への熱意が視聴者の共感を呼んでいる
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気になる面:真夏での過酷さ、安全性、そして番組全体への信頼問題
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視聴者は横山さんの挑戦を応援しながらも、「安全かつ意義ある形」で進行されるかを見守る必要がある
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