【異常気象】豪州東部が大雪＆洪水！南半球で何が起きてる？

とりコレ3行まとめ

南半球の冬まっただ中、オーストラリア東部で前代未聞の異常気象が発生しました。

数十年ぶりの大雪が一夜で各地を覆い尽くし、同時に豪雨による洪水が発生。SNSやニュースでは「南半球とは思えない光景」「まるで北極圏」といった驚きの声が続出しています。

この記事では、豪州大雪と洪水の詳細、原因、そして今後の気象の見通しまで徹底解説します。

今回の大雪は、ニューサウスウェールズ州北部からクイーンズランド州南部まで広がりました。

特に標高の高いニューイングランド地方（アーミデール、ガイラ周辺）では30〜50センチの積雪を記録。

普段は雪とは無縁のクイーンズランド州南部でも10年ぶりの降雪が観測され、住民たちが「雪だるま作り」や「雪合戦」を楽しむ様子がSNSにアップされる一方で、交通網は混乱。

多くの道路が通行止めとなり、物流にも影響が出ています。

異常気象は雪だけでは終わりませんでした。大雪と同じタイミングで、豪雨による洪水が東海岸各地を直撃。

特にニューサウスウェールズ州のハンター地域では、車ごと洪水に流された女性が行方不明になるなど、被害が深刻化しています。

この異常気象の直接的な原因は「東海岸低気圧（East Coast Low）」です。

これは南半球の冬季に発生する低気圧で、沿岸部に大雨や雪をもたらします。今回のケースでは、非常に強い寒気が重なり、平地にまで雪を降らせました。

さらに、地球温暖化による気候変動の影響も見逃せません。

温暖化が進むことで大気の循環や海流が変化し、これまで想定されなかった地域や時期に極端な寒波や豪雨が起こるケースが増えています。今回の大雪＆洪水も、その一例と考えられています。

Q. 南半球で雪ってそんなに珍しいの？
A. 南半球でもオーストラリアの高山地帯やスキー場では雪は降りますが、平地や温暖地域で数十センチ積もるのは非常にまれです。

Q. なぜ雪と洪水が同時に起きた？
A. 強力な低気圧が広範囲に雨雲を発達させ、山間部で雪、沿岸部で豪雨を発生させました。その結果、同時に大雪と洪水被害が広がりました。

Q. 今後もこうした異常気象は増える？
A. 専門家は「気候変動が進行すれば、異常気象の発生頻度や規模が増す可能性がある」と指摘しています。

今回のオーストラリア東部での大雪と洪水の同時発生は、記録的な異常気象の一つです。

南半球で数十年ぶりの積雪が平地まで広がり、同時に洪水被害が拡大するという事態は、地球温暖化や気候変動の影響を強く示唆しています。

今後もこうした極端な気象が起こる可能性は十分にあり、防災意識と日頃の備えがますます重要になっています。

SNSやニュースでの情報収集を続け、常に最新情報を把握しておきましょう。