【拡散希望】中国発エトミデート配合「ゾンビたばこ」が日本に上陸?!若者の“ヤバイ”リスク
とりコレ3行まとめ
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海外で先行して社会問題化した“ゾンビたばこ”がついに日本でも流通
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沖縄では救急搬送や逮捕が連続発生、吸った瞬間から体が制御不能に
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SNSやネット通販での拡散が深刻化、軽い気持ちが命取りになる危険性
「ゾンビたばこ」ってなに?そのインパクトに驚き!
「ゾンビたばこ」という名前、最初に聞いたときは何かのジョークか都市伝説だと思うかもしれません。
ですが、これは現実に存在する危険ドラッグの一種で、今まさに日本にも広がろうとしています。
吸引後、数秒から数十秒で全身の力が抜け、手足がガクガク震え、視界がぼやけ、思考がまとまらなくなる――その姿はまるで映画に出てくるゾンビそのもの。中国や香港、台湾などで既に拡散し、SNSで動画が拡散されているのをきっかけに「試してみたい」という軽いノリで手を出す若者が急増しています。
さらに問題なのは、その入手の容易さ。海外の違法ショップや匿名SNS経由で、まるで日用品を買うかのように購入できるのです。
そして、日本国内でも実際に吸引し救急搬送される事例や、警察に逮捕される事件が相次いでいます。
エトミデートとは?その危険性と国際的広がり
ゾンビたばこの正体は「エトミデート」という麻酔薬成分です。
もともとは1960年代にベルギーで医療用に開発された薬で、海外では手術や鎮静のため短時間だけ使われることがあります。
しかし、医療管理下以外での使用は非常に危険です。
危険なポイント
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即効性の強さ:静脈注射では数十秒、吸引でも数分以内に作用
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身体機能の低下:運動能力や反射が急激に落ちるため、転倒や事故のリスクが高い
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精神面の影響:混乱、幻覚、記憶障害、場合によってはパニックや暴力行為
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依存性と耐性:何度も使うと効果が薄れ、摂取量が増加しやすい
国際的にも乱用が急増しており、中国では「喪屍煙」(ゾンビたばこ)という呼び名でニュースに登場。
香港や台湾ではクラブや路上で吸引する若者が相次ぎ、すでに複数の摘発が行われています。中国の一部都市では、製造・密売グループへの大規模摘発が報じられました。
沖縄で続発する被害と逮捕の実態
日本国内で最も早く警告が発せられたのが沖縄です。
人口規模は全国的に見ると少ない地域ですが、海外との行き来が多く、違法薬物の流入が発生しやすい背景があります。
救急搬送のケース
ある20代女性は、笑気ガスと同様の“軽いノリ”でゾンビたばこを吸い、その場で崩れ落ち頭を強打。
意識がもうろうとしたまま救急搬送され、後日「体が言うことをきかず、自分が自分じゃない感覚になった」と語っています。
少年の逮捕例
18歳の少年は、自宅で0.2gのエトミデート入りリキッドを所持していた容疑で逮捕。
警察は家宅捜索で大麻も発見し、複数の違法薬物を併用していた可能性を調べています。
国内初逮捕
2025年7月、浦添市の公園トイレで20歳の男女が所持容疑で逮捕されました。
調べによると、2人は吸引後に会話が成立しないほど意識が混濁しており、立ち上がることもできなかったとのことです。
国の対応と今後のリスク
事態の深刻さを受け、厚生労働省は異例のスピードで対応。
2025年5月16日にはエトミデートを「指定薬物」に追加し、所持・使用・販売を全面禁止しました。違反すれば懲役3年以下、罰金300万円以下、営利目的ではさらに重い刑が科されます。
しかし、問題はこれで終わりではありません。海外ではエトミデートの化学構造をわずかに変えた“類似ドラッグ”が既に出回っており、規制の網をすり抜ける“いたちごっこ”が予想されます。
規制が追いつく前に、別の危険ドラッグが流入する恐れも高いのです。
軽い気持ちが命を奪うかも…どう避ける?
この手のドラッグは「合法っぽく見える」「ちょっと試すだけなら安全」という誤った安心感から広がります。
しかし、エトミデートは医療現場でも慎重に使われるほど強力な薬。自己判断での使用は、生命を脅かす行為です。
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SNSや友達からの誘いは即拒否
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見知らぬリキッドやカプセルは絶対に吸わない・飲まない
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少しでも危険を感じたらすぐに警察・家族・専門機関に相談
今は「知らなかった」では済まされない時代。情報を知っておくこと自体が最大の防御策になります。
まとめ表
項目 | 内容 |
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何が問題? | エトミデート入り電子たばこリキッド=「ゾンビたばこ」 |
日本での状況 | 沖縄で救急搬送・逮捕が連続、本州拡大の可能性 |
国の対応 | 2025年5月に指定薬物化、厳しい刑事罰 |
注意点 | 「合法っぽい」雰囲気に騙されないことが命を守る鍵 |
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