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【横山裕105kmマラソン完走】感動の母への叫びと過去募金横領事件からの信頼回復

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とりコレ3行まとめ

  • 横山裕が24時間テレビで105kmを完走し「おかん、俺やったぞ!」と亡き母に感動の叫び。

  • 募金総額は7億円超で昨年を大きく上回る結果に。

  • ただし過去には募金横領事件も発覚しており、番組には透明性と信頼回復が問われている。


涙と熱狂、そして信頼回復への一歩

2025年夏、日本テレビ系「24時間テレビ48」で、SUPER EIGHTの横山裕さんがチャリティーマラソン105kmを完走しました。

ゴールで「おかん、俺やったぞ!」と天国の母に叫ぶ姿は、多くの視聴者を涙させました。

一方で、この番組には過去に寄付金横領問題という大きな傷跡もあります。今年の募金は7億円を突破しましたが、感動と同時に“信頼”を取り戻す試練の夏となりました。

横山裕が挑んだ105kmマラソン、その背景

横山さんは幼少期、母子家庭で育ち、弟たちが児童養護施設で過ごした経験もあります。

そのため子ども支援の重要性を痛感しており、今回のチャリティーマラソン参加には強い意味が込められていました。

スタートは8月30日午後8時11分。酷暑の中を走り続け、翌31日午後8時45分にゴール。走破距離は105km。

ゴール直前には涙を浮かべながらも必死に脚を前に運び、観客や仲間の声援を受けて国技館に到着。最後は両手を掲げ「おかん、俺やったぞ!」と母に語りかける姿が映し出されました。


募金総額7億円超! 昨年超えの大記録

番組終了時点での募金額は 7億40万8600円

これは昨年の5億円台を大きく超える金額で、番組中にリアルタイムで表示されるたびSNSでも話題となりました。

今年は「目的別募金」という形式を導入し、「マラソン子ども支援募金」として児童養護施設、食や学びの場の提供、子どもの居場所づくりなど具体的な支援に充てられることが明示されました。

募金の使い道を“見える化”する取り組みは、視聴者の信頼を得るうえで重要な一歩となりました。


過去に発覚した寄付金横領事件

しかし、「24時間テレビ」の歴史には避けて通れない暗い影もあります。

鳥取・日本海テレビの元幹部による着服

2023年、鳥取県の日本テレビ系列局「日本海テレビ」で、元総務局長が2014年から2023年にかけて計1118万円あまりを着服していたことが判明。

そのうち 約264万円が『24時間テレビ』の募金から流用されていました。

裁判での供述

被告は裁判で「募金額が前年比を下回らないようにする使命感から、着服と補填を繰り返した」と供述しました。

手帳に記録を残していたとされますが、証拠の多くは廃棄されており、言い分の信憑性は低いと指摘されています。

視聴者の反発と信頼失墜

この件が報じられた翌年の番組では、冒頭で謝罪がなかったことに対して「まずは視聴者に説明すべきでは?」といった批判がSNSに殺到。

募金活動そのものへの不信感が広がりました。


再発防止への取り組みと透明化の強化

不正発覚を受け、24時間テレビチャリティー委員会は外部弁護士を交えた調査チームを設置し、不正通報窓口を新設。

過去の事例についての通報は1件寄せられましたが、新たな不正は確認されませんでした。

また、2025年の放送では「目的別募金」の導入により、どこに使われるのかを明確に表示する形へ改善。

これは信頼回復のための大きな一歩であり、過去の不祥事から学んだ結果といえます。


H2:視聴者の疑問に答えるQ&A

Q:自分が募金したお金は本当に子どもたちのためになるの?
A:今年の募金は全額「子ども支援」目的に使われることが公式に明言されています。

Q:また横領が起きる心配はない?
A:完全にゼロと言い切れませんが、通報窓口の設置や外部調査チームによる監視強化で、不正が発生しにくい体制は整備されています。


まとめ:感動と教訓の両方を残した“7億円ラン”

横山裕さんの105kmマラソンは、亡き母への思いと未来の子どもたちへの希望をつなぐ感動の挑戦でした。募金額は7億円を突破し、多くの人々の心を動かしました。

ただし、過去の寄付金横領事件の影響で「信頼」という課題は依然として残っています。

今回の“透明性重視”の取り組みが続けば、感動と信頼の両輪でさらに意義ある番組へと進化できるでしょう。


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