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【自民党崩壊危機】「解党的出直し」では不十分?森山幹事長進退と解党論

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とりコレ3行まとめ

  • 自民党が参院選大敗を受け「解党的出直しに取り組む」と総括文書に明記

  • 午後の両院議員総会で正式決定、森山幹事長の進退が最大の焦点

  • でも本当に必要なのは“解党的”ではなく「解党」してゼロから出直すことでは?


参院選惨敗→「解党的出直し」総括が決定へ

自民党は7月の参議院選挙で大敗。その総括として「解党的出直しに取り組む」との文言を盛り込んだ報告書を取りまとめました。報告書では敗因として、

  • 政治とカネをめぐる不信

  • 支持率の長期低迷

  • 物価高対策や現金給付が有権者に響かなかったこと
    などが列挙されています。

この総括は午後の両院議員総会で正式に承認される見込みです。

森山幹事長の進退が最大の焦点

総括の発表に合わせて注目されているのが、森山裕幹事長の進退問題です。

報道によると、森山氏は総括決定後に自らの責任について表明する予定。辞任を含む判断が出る可能性が高いとみられています。

一方で、報告書自体は石破首相や執行部の「個人の責任」には直接言及していません。あくまで「党全体で立て直す」というトーンにとどまっているのが実情です。


「解党的出直し」じゃ足りない?本当に必要なのは“解党”

ここで問題なのは、「解党的出直し」という表現が何度も繰り返されてきたフレーズだという点です。

歴史を振り返れば、自民党は過去にも「反省」「出直し」を掲げてきましたが、結局は派閥政治や古い体質が残り、若い世代の支持は回復していません。

今の若い有権者が求めているのは、単なるスローガンの変更ではなく、ゼロベースでの再設計です。

つまり「解党的」ではなく、一度解党して新党を立ち上げるぐらいの徹底改革が必要ではないでしょうか。

具体的には、

  • 政治資金の透明化:新党では寄付や支出をすべてオンライン公開

  • 政策の見える化:若者・子育て・教育・住宅・賃上げを軸に、年度ごとの数値目標を設定

  • 世代交代:公募や予備選で新人を大量に登用、現職の半分を入れ替えるくらいの思い切り

こうした荒療治をやらない限り、「また同じことの繰り返し」と冷めた目で見られるのがオチです。


総裁選前倒しのシナリオも現実味

報告書が正式に承認されれば、その後に総裁選の前倒し手続きが動き出す可能性も報じられています。党内はすでに「誰がポスト石破を担うか」で駆け引きが激化中。

ただし、もし表面的な人事だけで幕引きとなれば、支持率の回復どころかさらなる失望を招くリスクも大きいです。


まとめ

自民党が掲げた「解党的出直し」は、確かに前向きな言葉です。ですが、それが単なるリップサービスで終わるなら意味はありません。

森山幹事長の進退表明は大きな節目ですが、それ以上に重要なのは“仕組みを根本から変えること”。

本当に国民の信頼を取り戻すには、一度解党して新党を立ち上げるぐらいのリセットが必要です。

次の総裁選とセットで、どこまで本気で変わるのか――国民は厳しい目で見ています。


参考・引用記事