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【9/10日本史ベスト4】意外すぎる出来事ランキング!

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とりコレ3行まとめ

  • 1912年、日本初の映画会社「日活」が誕生!

  • 1951年、黒澤明監督『羅生門』がヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞受賞!

  • 2000年、台風10号ソーライが直撃し日本中が大混乱!


9月10日は“日本史ホットデー”だった!

普段あまり意識しない日付にも、実は歴史的な意味が隠れています。

特に9月10日は、日本の文化や社会に大きな影響を与えた出来事がギュッと詰まった“ホットデー”。

映画、国際舞台での快挙、そして自然災害まで…一日でこれだけ揃うのはかなりレアです。

この記事では「9月10日に確実に起きた日本史上の大きな出来事」をピックアップし、わかりやすくまとめました。

1912年:日本映画の夜明け「日活」設立

1912年9月10日、日本で初めての本格的な映画会社「日本活動写真株式会社」、通称「日活」が設立されました。

当時はまだ映画が珍しかった時代。活動写真と呼ばれた映画は庶民にとって娯楽の最前線であり、その中心となったのが日活でした。

設立メンバーには映画興行を手掛けていた複数の会社が合併しており、忠臣蔵を題材にした作品を制作したことでも知られています。これがきっかけで、日本の映画文化が一気に広がり、後の「日本映画黄金期」へとつながっていきました。

「もしこの日に日活が生まれていなければ、日本映画の歴史はまったく違うものになっていたかも」と思うと、9月10日は映画ファンにとって特別な日だといえます。


1951年:黒澤明『羅生門』が世界を驚かせた日

1951年9月10日、イタリア・ヴェネツィア国際映画祭で黒澤明監督の映画『羅生門』が最高賞である金獅子賞を受賞しました。

これは日本映画が世界で初めて大きく評価された瞬間であり、「日本映画」というブランドを一気に国際舞台へ押し上げた歴史的快挙でした。

受賞のニュースは当時の日本に大きな衝撃を与え、「海外でも日本映画が通用するんだ」という誇りを生み出しました。さらに『羅生門』は翌年、アカデミー賞の名誉賞も受賞し、ハリウッドや欧米の映画人に影響を与える作品となりました。

黒澤監督はその後も世界的な巨匠として名を残しますが、そのスタート地点がまさにこの“9月10日”だったのです。


2000年:台風10号「ソーライ」の猛威

2000年9月10日、猛烈な台風10号「ソーライ」が日本を直撃しました。沖縄から西日本、東海地方にかけて広い範囲で大雨と暴風が続き、各地で大きな被害が発生しました。

特に交通機関への影響は深刻で、新幹線のダイヤが最長18時間も乱れるという異常事態に。道路や空港もストップし、日本列島が完全に混乱した一日となりました。経済被害はおよそ9,780億円にものぼったとされ、2000年を象徴する大災害の一つと記録されています。

今も毎年のように台風被害がニュースになりますが、この「ソーライ」の被害を振り返ると、自然の脅威に備える大切さを再認識させられます。


補足:1945年、朝鮮統治の終わりの節目

日本国内の出来事ではありませんが、1945年9月10日は朝鮮半島で日本の35年間の統治が事実上終わった日とされています。

これは戦後処理の中でも大きな節目であり、日本の歴史に直結する出来事です。

9月10日は、日本国内だけでなく国際的な歴史のターニングポイントとしても意味を持っているのです。


よくある疑問に答えるQ&A

Q1:川中島の戦いは9月10日?
→よく「1561年の川中島の戦いが9月10日」と紹介されますが、正確な日付は不明とされます。記録が曖昧なため、ここでは“確実な出来事”に絞って紹介しました。

Q2:日比谷焼打事件はこの日?
→日比谷焼打事件は1905年9月5日から7日にかけて発生。9月10日ではないため、こちらも除外しています。


まとめ:9月10日は「文化」と「災害」の日

9月10日は、日本史において「文化の飛躍」と「自然の猛威」が同居する特別な日です。

  • 1912年:日活設立、日本映画の始まり

  • 1951年:黒澤明『羅生門』が世界デビュー

  • 2000年:台風ソーライで日本中が大混乱

このように9月10日は、日本の歴史に確実に刻まれた“記念すべき日”。次にこの日を迎えるときは、ちょっと歴史を思い出してみるのも面白いですよ。


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