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【伊東市長ピンチ】学歴詐称で不信任→議会解散!10月選挙で逆転狙う?

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とりコレ3行まとめ

  • 静岡・伊東市の田久保真紀市長が、不信任決議を受けて市議会を解散

  • 学歴詐称疑惑をめぐり刑事告発も受理され、市政は大混乱

  • 市議選は10月19日投開票が有力、市民の審判が下されるかに注目


伊東市で何が起きてるの?市長が「議会解散」を決断

静岡県伊東市で、市政を揺るがす大事件が起きています。

田久保真紀市長は「東洋大学法学部卒業」と経歴を記載していましたが、実際には「除籍」で卒業していなかったことが判明。市議会の百条委員会は「意図的な経歴詐称」と認定しました。

その結果、9月1日の市議会で田久保市長への不信任決議が全会一致で可決。市長には「辞職する」か「議会を解散する」かの二択が迫られました。

そして9月10日、田久保市長は辞職ではなく「議会解散」を選びました。

学歴詐称疑惑と刑事告発、市政の信頼はガタ落ち

今回の混乱の根本には「学歴詐称」があります。

市長は、選挙時に提出した経歴調査票にも「東洋大学卒業」と記載しており、これが公職選挙法違反にあたる可能性が高いと指摘されています。

さらに市議会の百条委員会に対しても

  • 出頭拒否

  • 記録提出拒否

  • 証言拒否

  • 虚偽証言

といった対応をしたとして、市議会から刑事告発されています。県警はこれを正式に受理し、捜査が進んでいる状況です。

一部報道では「偽造された卒業証書を見せたのでは」との疑いも浮上しており、議会解散後も市長を取り巻く問題は続きそうです。


市議会解散の裏にある「延命シナリオ」

田久保市長が議会解散を選んだのは、自身の政治生命をつなぎとめるためと見られています。

解散後40日以内に行われる市議選は、現時点で10月19日投開票の見通しです。

市長側は、この選挙で自らを支持する議員を当選させ、再び議会で不信任決議が通らない状況を作りたいと考えているようです。

ただし、議会で再び不信任を可決されるには「出席議員の4分の3以上の賛成」が必要。そのため、市長派の議員を7人以上当選させれば“不信任ブロック”が可能になります。

しかし現実は厳しく、市民の不満は高まる一方。市長の支援基盤も弱く、複数の候補者を擁立できるかどうかも不透明です。


市民の声は「辞めてほしい」が多数

市民の間では「市長は説明責任を果たしていない」「観光や市政への悪影響が大きすぎる」といった不満が噴出。

実際に市議会には1万人以上の辞職を求める署名が集まっており、市民の厳しい目は市長に向けられています。

伊東市は観光都市としての顔を持ち、熱海や伊豆の玄関口として多くの人が訪れます。市政の混乱は観光業や地域経済にも影響を与えるため、地元にとっては死活問題です。


選挙後のシナリオはどうなる?

今後の注目ポイントは2つです。

  1. 市議選で市長派がどれだけ議席を確保できるか
    → 支持者を一定数議会に送り込めなければ、再び不信任に追い込まれる可能性が高いです。

  2. 刑事告発の行方
    → 公職選挙法違反や虚偽証言が認められれば、市長の立場は一層危うくなります。

つまり、今回の市議会解散は“延命策”でしかなく、抜本的な解決にはなっていないという見方が強まっています。


まとめ:伊東市政は正念場、市民の一票がカギに

田久保真紀市長は、不信任を受けて辞職ではなく議会解散を選択しました。

10月の市議選で市長派をどこまで伸ばせるかが延命の分かれ道です。

一方で、市民の反発や刑事告発という現実が待ち構えており、市政はまさに正念場。

伊東市の未来は、市民の一票にかかっています。


参考・引用記事