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【速報】日本初!エムポックス重症型「クレード1b」確認【20代女性が感染】

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とりコレ3行まとめ

  • 日本で初めて「重症型」とされるエムポックス・クレード1bが確認

  • アフリカ渡航歴のある20代女性が感染、現在は症状安定

  • 発疹や発熱が主症状、重症化を防ぐには早期受診と正しい知識が重要


日本で“初”のエムポックス重症型とは?

厚生労働省は、2025年9月13日に「日本国内で初めてエムポックスの重症型(クレード1b)の感染が確認された」と発表しました。

感染が確認されたのはアフリカに渡航歴のある20代女性で、発熱や発疹、リンパ節の腫れといった典型的な症状が出ていたとのことです。

いにも現在は症状が安定していますが、日本国内で重症化リスクの高い型が見つかったのは初めてのこと。

これまで国内で確認されていた感染者は比較的軽症例が多かっただけに、大きな注目を集めています。

エムポックスってどんな病気?

基本的な症状

エムポックスは、以前「サル痘」と呼ばれていた感染症です。主な症状は以下の通りです。

  • 発熱

  • 発疹(水ぶくれや膿を伴うこともある)

  • リンパ節の腫れ

  • 全身の倦怠感

潜伏期間は7〜14日ほどで、人によっては軽症で自然に回復するケースもあります。

しかし免疫が弱っている人や小さな子ども、妊婦では症状が重くなることもあります。

クレードとは?

エムポックスウイルスにはいくつかの系統があり、大きく「クレードI」と「クレードII」に分けられます。

今回日本で初確認された「クレード1b」はクレードIに属し、アフリカを中心に報告されてきた“重症化しやすい型”とされています。


国内での現状とリスク

日本ではこれまでに254件のエムポックス感染が報告されています。その多くは海外由来で、感染拡大が大規模に起きている状況ではありません。

ただし今回確認された「クレード1b型」はこれまでとは違い、重症化のリスクが高いとされるため、これからの国内対策や注意喚起がさらに強まることが予想されます。


日常生活で気を付けるポイント

「感染症」と聞くと不安になりますが、冷静に正しい対策をとれば過度に恐れる必要はありません。

  • 発疹や発熱が出たら、すぐ医療機関へ

  • 他人との濃厚な接触を控える(特に発疹が出ている場合)

  • 寝具やタオルの共有を避ける

  • 普段からの手洗い・マスクで予防意識を持つ

感染経路は飛沫や接触が中心であり、インフルエンザやコロナと同様の基本的な対策が有効とされています。


ワクチンや治療は?

日本ではエムポックス用ワクチンはまだ広く一般に使える状況ではありません。現時点では、感染者や濃厚接触者を対象に研究的に接種されることがあります。

治療薬についても確立されたものはなく、対症療法(発疹や発熱への対応)が中心です。つまり、早期発見と予防が最大の防御策になります。


今後への影響とまとめ

今回のニュースは、日本国内で初めて“重症化リスクのあるクレード1b型”が確認されたという重要な出来事です。

感染が広がっていくかどうかはまだ分かりませんが、少なくとも「軽い病気ではない」という認識を持つことが必要です。

とはいえ、正しい知識を持って冷静に行動すれば過度に恐れる必要はありません。

体調に違和感を覚えたらすぐに医療機関を受診し、普段から感染対策を心がけていくことが、私たち一人ひとりにできることです。


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