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【速報】退職代行モームリに家宅捜索!アルバトロスが弁護士法違反の疑いで捜査対象に

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とりコレ3行まとめ

  • 人気退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロスが、弁護士法違反の疑いで警視庁に家宅捜索を受けました。

  • 実は「非弁活動の可能性あり」と以前から指摘されていた問題で、専門団体も警鐘を鳴らしていました。

  • 今回の件で「退職代行は本当に安全なのか?」という疑問が再燃。利用を考える人はサービスの仕組みを要チェックです。


モームリ

退職代行サービスは「明日から会社に行きたくない」という人の心強い味方として急速に広がりました。

特に20〜30代の若い世代を中心に「会社に直接言わずに辞められる」と人気を集めています。

しかし今回、その象徴的存在とも言える退職代行「モームリ」を運営する株式会社アルバトロスが、警視庁による家宅捜索を受けました。容疑はなんと弁護士法違反の疑い。

実は、モームリについては以前から「非弁行為では?」と専門家や労働団体が指摘しており、今回の捜査は“やっぱり来たか”という流れでもあります。本記事では事件の概要から背景、そして利用者が気をつけるべきポイントまでわかりやすく解説します。

 今回のニュースの全体像

警視庁による一斉捜索

2025年10月、アルバトロスの本社や関係先で家宅捜索が実施されました。

捜査対象は「退職代行モームリ」が行っていた業務の一部。弁護士でなければできない交渉を請け負っていた可能性があるとされています。

弁護士資格を持たない事業者が、利用者の代わりに企業とやりとりすることは「非弁活動」にあたる可能性があり、違法行為として処罰される恐れがあります。

モームリとはどんなサービス?

モームリは「退職の手続きをすべて代行する」を売り文句に、SNSやネット広告で大々的に展開。料金は比較的安価で、LINEや電話で申し込みが完結できる手軽さから、多くの若者に利用されてきました。

ただし、退職そのものは本人の意思表示だけで成立する一方で、有給休暇の消化や未払賃金の請求といった要素が絡むと“法的な交渉”になります。

これが非弁行為にあたるかどうか、常に議論がありました。


「最初から指摘されていた問題点」

今回の捜査が突然のものではなく、「やっぱり」と受け止められている理由を整理します。

非弁行為の疑い

退職代行の多くは「会社に辞めることを伝える」だけなら問題ないとされます。しかし、

  • 退職日を調整する

  • 有給休暇の消化を主張する

  • 未払い賃金の請求を代行する

こうした行為は法律上「交渉」に分類され、弁護士または労働組合でなければできません。

モームリのサービス内容はこのラインを越えている可能性があると、以前から専門家が指摘していました。

過去の警告と批判

合同労働組合などは公式に「モームリは違法性がある」と見解を示しており、業界内でも警戒の目が向けられていました。

利用者の中には「有給が消化できなかった」「会社から連絡が来た」といった不満の声も見られ、サービスの透明性に疑問が出ていました。

捜査の意味

今回の家宅捜索は、単なるネット上の批判や噂を超えて「司法当局が実際に動いた」ことを意味します。

退職代行サービス全体に対しても、今後さらに法的な規制が強まる可能性があります。


利用者が気をつけるべきポイント

契約前に確認したいこと

退職代行を使う前に、次の点を必ず確認しましょう。

  • 運営主体が弁護士事務所または労働組合かどうか

  • サービス内容に「交渉」が含まれていないか

  • 契約書に責任範囲や返金条件が明記されているか

  • 相談窓口が明確か(弁護士紹介があるか)

安心できるサービスの見極め方

「即日退職OK」「会社とすべて交渉します」など強調しているサービスは要注意。

退職の意思伝達以上の業務を請け負っている場合、非弁行為のリスクが高まります。

本当に安心して使いたいなら、労働組合運営の代行や、弁護士が直接関わるサービスを選んだ方が安全です。

すでに利用した人はどうする?

もし既にモームリを利用して退職済みでも、トラブルが起きていなければ特段の問題はありません。

ただし未払い賃金や残業代請求などで会社と揉めているなら、弁護士や労働相談窓口に早めに相談しましょう。


まとめ

退職代行サービスは「もう無理」と感じた人の救いとなる存在でしたが、その裏側には法的リスクが潜んでいました。

モームリを巡る今回の家宅捜索は、業界全体の信頼性に大きな影響を与えています。

便利だからといって飛びつくのではなく、運営主体やサービス内容をしっかり確認することが大切です。

あなたの「退職」という人生の大事な節目を守るためにも、リスクの有無を見極める力を持っておきましょう。


参考・引用記事