【崩壊寸前】高市政権の一撃で公明党ピンチ！「定数削減」の罠

とりコレ3行まとめ

政治の世界で大きな話題を呼んでいるのが「衆議院議員定数を１割削減する」という方針です。これ自体は議会改革の一環に見えますが、実はその裏で波紋が広がっています。

特に衝撃を受けたのは、公明党とその支持母体である創価学会。比例代表に強みを持つ公明党にとって、議席の“パイ”が減ればそのまま死活問題につながります。メディアでは「すでに交戦状態」という表現まで出てきており、高市政権による“最大の嫌がらせ”と受け止められているのです。

10代から30代の読者にとっても「議員数が減るってどういう意味？」という疑問が浮かぶでしょう。

自分の一票の行方や、政権のバランスに直結する問題だけに、この動きを整理しておくことは大切です。

「議員定数削減」とは、国会議員の数を減らすことです。現在、衆議院は465議席ありますが、もし１割削減されると40～50議席ほどが減る計算になります。

削減の対象が「小選挙区なのか」「比例代表なのか」で影響は大きく変わります。

公明党は小選挙区での議席獲得が難しいため、比例代表での議席が党の存続に直結しています。

もし比例代表の枠が削られれば、確保できる議席数が大幅に減るリスクがあります。そのため、この案が浮上した瞬間から“死活問題”と大きな警戒を示しているのです。

今回の「１割削減」には、日本維新の会が強く関与しています。維新は「国会議員を減らすことが改革の象徴」として訴えており、自民党が維新との連携を強める中で、この文言が連立合意に盛り込まれました。結果的に、長年パートナーだった公明党が“板挟み”にされた形です。

報道によれば、連立合意書にはっきりと「衆院議員定数を１割削減（を目指す）」と書かれていました。

この一文が入っただけで、公明党にとっては危機感が一気に高まったとされています。

もし比例代表が削られれば、公明党は議席数の維持が困難になります。

支持母体の創価学会にとっても「国政での影響力が低下するのでは」という不安が強まり、党全体が揺さぶられています。

一部報道では「ファイティングポーズを超えて、すでに交戦状態」とまで表現されています。

つまり、ただの意見対立ではなく、長年の連立関係そのものが揺らぎ始めているということです。これは“嫌がらせ”というより、政界再編につながる大きな戦略的布石とも見られます。

政治の話は遠いものと感じるかもしれませんが、この動きは若い世代にとっても無関係ではありません。

つまり、定数削減は「誰の声が政治に反映されやすいか」を左右する制度改革です。これが実現すれば、投票行動の結果も今とは違う形になるかもしれません。

「議員定数を１割削減」という一見シンプルな方針が、実は政界の地図を揺さぶる爆弾となっています。

比例代表に依存する公明党にとっては、党の生き残りに関わる重大な問題。高市政権が意図的に“嫌がらせ”を仕掛けたのか、あるいは維新との関係強化の副作用なのか――。

いずれにしても、この問題は「制度改革」という言葉の裏で、連立のパワーバランスを一変させる可能性を秘めています。

あなたの一票の重みをどう変えるのか。これは決して他人事ではありません。次の選挙を前に、しっかり注目しておきたいテーマです。

「“ファイティングポーズを超えてすでに交戦状態”の声も　創価学会と公明党が震えあがる高市政権からの最大の「嫌がらせ」とは」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b650d7f3c2fc5c9ecf10777521b9d3d40110969

「“公明が受け入れがたい項目” 衆院議員定数１割削減など」・週刊新潮
https://www.dailyshincho.jp/article/2025/10240601/?all=1&page=2

「定数削減「これから党内でも議論」自民が野党に説明」・毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20251022/k00/00m/010/368000c

「主張／維新のごまかし／定数削減は痛みを強いる口実」・赤旗（日本共産党）
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik25/2025-10-24/2025102402_01_0.html

「衆院議員の定数削減　全党協議で決めるべき」・公明新聞ニュース
https://www.komei.or.jp/komeinews/p459967/