【安全性不安】安さに飛びつく前に知っておきたい！BYD日本初PHV、398万円でも「安全の不安点」これだけある

とりコレ3行まとめ

中国メーカーのBYDが、日本市場では初となるPHVを発売すると発表した。価格は398万円という国産PHVより大幅に安い設定で、一気に話題に火が付いている。

しかし、ただ「安い」という理由だけで飛びつくのは危険だ。直近の同社の大規模リコールや品質上の問題を振り返ると、安全性に関する不安は思ったより根深い。

この記事では、事実ベースでその懸念を整理し、購入前に知っておくべきポイントをまとめる。

BYDはこれまでにも日本に複数のEVモデルを導入しており、徐々に販売網を広げてきた。その流れの中で、今回初めてPHV（プラグインハイブリッド車）を日本に投入すると発表された。

PHVは、電気とガソリンを使い分けられるため、充電設備の少なさが課題の日本では相性が良いとされる。BYDはその需要を狙い、利便性と価格の両面で攻勢をかけている。

今回のPHV「SEALION 6（シーライオン6）」は、国産PHVと比べても100万円以上安いとも言われ、価格面では確かに魅力的な設定だ。

ここからは、無視できない事実として、最近のBYDが抱えてきた安全性の問題を整理する。

2025年、BYDは過去最大規模となるおよそ13万台以上のリコールを実施した。対象となった車種では、以下のような不具合が指摘されている。

これらは「偶発的なトラブル」ではなく、明確な設計ミスや製造工程の問題が原因とされている。

さらに過去のPHEV車種では、火災の恐れによる別のリコール事例も報告されている。電気とガソリンの両方を扱う車で火災リスクが出るのは、消費者としても無視できない点だ。

一部のモデルは衝突安全性試験で良い評価を得ているものの、それは「その車種」に限った話だ。メーカーとしての全体品質、安全管理の精度を保証するものではない。

価格だけ見れば確かに魅力的だが、見落としてはいけないポイントがある。

電気系統やバッテリーのトラブルは、車の性質上、重大事故につながりやすい。安いからといって気軽に選んで良いジャンルではない。

SNSなどでは、BYDのPHV発表に対して以下のような声が目立つ。

決して“イメージだけ”の話ではなく、実際のリコール履歴を知っているユーザーほど警戒している印象だ。

BYDの日本初PHVは、価格面では魅力がある。
ただし、直近の大規模リコールや過去の火災リスク事例を見ると、安全性の面で不安が残るのも事実だ。

自動車は“命を預けるもの”であり、値段だけで選ぶと後悔する可能性がある。とくに電動化車両は構造が複雑なため、品質管理が甘いメーカーの車に乗るリスクは大きい。

安さに目を奪われず、まずは落ち着いて「安全と品質」を第一に判断したい。

テレビ朝日ニュース「中国のBYD、日本にPHV初投入」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000469936.html

WebCartop「BYDが日本国内にPHVモデル導入第一弾のシーライオン6公開」
https://www.webcartop.jp/2025/11/1747115/

価格.com掲示板「BYD PHV398万円についてのユーザー反応」
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID%3D26351474/