※本サイトはプロモーションが含まれます。

公道ドリフト終了のお知らせ|「頭の悪い連中」がまだ街中で滑ってる…法改正でついに“危険運転”扱いへ

トレンドニュース,ドリフト,交通事故,交通法規,公道ドリフト,危険行為,危険運転,法改正,炎上ニュース,無謀運転,社会問題,自動車ニュース,若者の暴走,車社会の闇,迷惑運転

とりコレ3行まとめ

  • 公道でのドリフト走行が、ようやく危険運転の処罰対象に追加される方向で進んでいます。

  • これまで「極めて危険でも法律に型がない」という抜け穴が存在していました。

  • そんな中、いまだに街中でドリフトする“頭の悪い連中”が存在しており、法の強化は必須の状況です。


いま何が起きているのか|ドリフトが“ガチの犯罪”に格上げされる見通し

最近、法務省が自動車運転死傷行為処罰法を見直し、公道でのドリフト走行を危険運転として扱う案を提案しました。

これまで危険運転の定義には「飲酒」「無免許」「信号無視」「極端なスピード」「あおり運転」などの類型があったものの、「ドリフト」はそのどこにも含まれていませんでした。

つまり、常識的に見れば明らかに危険でも、法律の世界では「その行為を直接規定した条文が存在しない」という理由だけで、過失運転(比較的軽い罪)として扱われるケースが出ていたのです。

実際、過去には「ドリフトで事故を起こしても、速度がそこまで高くないから危険運転じゃない」とされたケースもあり、遺族が納得できない判決がいくつも存在しました。

その悔しさや理不尽さをきっかけに、法改正の議論が加速。やっと今回“重罪化”に向けて大きく舵が切られたというわけです。

いまだに街中でドリフトする“頭の悪い連中”がいる現実

このニュースを聞いて最初に感じたのは「今の時代でもまだ公道でドリフトするやつがいるのか」という驚きでした。

もう令和ですよ。
ドラマでもアニメでもゲームでも、散々「車の危険運転は命に関わる」と描かれてきた時代です。

それでも深夜の交差点、住宅街の通り、観光地の駐車場などで“滑って遊ぶ”輩がいる。

  • タイヤを鳴らせばカッコいい

  • ドリフトできる俺すごい

  • SNSに載せたらバズるかも

このレベルの浅い思考で公道をおもちゃにし、周りの人命を巻き込む。
これを“頭が悪い”と言わず何と言えばいいのか。

実際、観光地や公園の駐車場で深夜にドリフトを繰り返し、芝生や地面を破壊して何百万円単位の被害を与えたケースが報道されています。

さらに過去には、登校中の子どもたちの列にスリップした車が突っ込み、大惨事になったケースも存在しました。

それでも法律上の“型”がなく、裁判で「危険運転は適用できません」などと判断されてきた歴史があるのです。

そんな馬鹿げた時代がようやく終わろうとしています。


なぜ今になって急に?|これまでドリフトが見逃されてきた理由

法律に「ドリフト」という言葉が存在しなかった

危険運転致死傷罪は“過失ではなく極端に危険な運転”を罰するために作られた法律ですが、そこにドリフトは含まれていませんでした。

法律は「具体的に書かれた行為」しか裁けないため、たとえ世間が「危険だ」と思っていても、条文になければ危険運転扱いできないという欠点がありました。

スピードが基準にされていた

危険運転の認定では「極端な高速度」がひとつのポイントになっていました。

しかし、ドリフトは「40キロ台」といった比較的低い速度でも、タイヤを滑らせ、車体を横に流しながら走ることが可能です。
そのため「速度が高くないから危険運転ではない」と判断される例が多かったのです。

裁判官が「ドリフトの危険性」を法律上説明できない状況

ドリフトは極めて危険ですが、法律に書かれていない以上、裁判官は「危険運転」と認定する法的根拠を提示できませんでした。

つまり、
危険 → でも法律に書いてない → 重罪にできない
この矛盾が放置されてきたのです。


今回の法改正の意味|ようやく“抜け穴”が閉じられる

法務省の案では、公道で車をドリフトさせそれによって制御不能になったり、周囲に危険を及ぼした場合、危険運転として処罰できるようになります。

もし事故が起きて人が傷つけば、過失運転ではなく
最大級の重罪(最長15年)
に問われる可能性があります。

人を死亡させた場合は、より重い刑が科される見通しです。

これは単なる「罰則強化」ではありません。
公道を”遊び場”にする連中を法的に根絶できるかもしれない、そんな大きな一歩です。


そもそもドリフトって何? なぜ公道でやると危険なのか

ドリフトとは

車のリアタイヤを滑らせ、車体の向きを意図的に横方向へ振りながら走行する技術。
サーキットで行う場合は競技として成立します。

しかし公道では次の理由から完全にアウトです。

公道ドリフトが危険な理由

  1. 制動力がほぼ失われる
    スライドしている状態では止まる力が弱く、ブレーキを踏んでもすぐに止まれません。

  2. 車の挙動が予測不能になる
    地面の傾き、道路の濡れ具合、タイヤ状態など、ちょっとした条件で車体が想定以上に流れることがあります。

  3. 歩行者を避ける余力がゼロに近い
    子ども、自転車、夜間の歩行者などに気付いても避けられません。

  4. 周囲の車も巻き込まれる
    一台がスリップすれば、交差点や道路全体を巻き込む多重事故に発展する危険があります。

  5. 路面や設備を破壊しやすい
    駐車場の舗装を削ったり、縁石やガードレールを壊したりするケースも多発しています。

公道でドリフトをやるメリットはゼロ、デメリットは致命的。
これが専門家の共通認識です。


ネット民の反応|圧倒的に「遅すぎるけど賛成」

SNSでは以下の意見が目立ちます。

  • 「街中でドリフトは危なすぎ。ようやく動いたか」

  • 「こんなの当たり前だろ。もっと早くやるべきだった」

  • 「バカがSNSでドリフト動画あげてるの見るたびにイラつく」

  • 「これでもまだやるやついるだろうな…もっと厳しくしてほしい」

全体として
「遅すぎたけど必要な法改正」
という空気が強いです。

一方で、
「スポーツ走行まで締め付けるのは違う」
という声もありますが、今回の改正案はあくまで“公道での悪質な走行”に焦点を当てています。

サーキットや許可されたコースでの走行まで規制する話ではありません。


この法改正で起きる変化|社会はこう変わる

メリット

  • 公道でドリフトする無謀ドライバーが大幅に減る可能性

  • これまで軽い罪で済んでしまった事故への抑止効果

  • 遺族の納得感の向上

  • 夜間の住宅街や観光地などの安全性が上がる

懸念点

  • “どこからがドリフトなのか”という線引きの難しさ

  • 単なるスリップ事故との区別

  • 警察の判断基準の明確化が必要

それでも、公道での「遊びドリフト」が完全にアウトになることは、社会にとって明らかな前進です。


補足:SNS時代の“バカ行動”としてのドリフト

最近はSNS映え目的で危険行為をする若者も増えています。
歩きスマホ、線路侵入、ビル屋上での危険自撮りなど、問題は多岐にわたりますが、その中でも「公道ドリフト動画」は特に危険で悪質です。

  • 深夜テンション

  • 仲間内のノリ

  • フォロワー稼ぎ

  • “男として強い”と誤解している心理

こうした理由から「いけるっしょ」と軽く考えて行為に及ぶケースが多く、事後の反省コメントで「こんなことになるとは思わなかった」という言葉が繰り返されます。

しかし、公道は遊び場ではありません。
自分が死ぬだけならまだしも、赤の他人を巻き込んだら取り返しがつきません。

この法改正は、SNS時代の危険行為に対しても大きなメッセージになります。


まとめ|公道ドリフトは“趣味”ではなく“犯罪”へ

公道でドリフトするやつは、もう「やんちゃ」でも「若気の至り」でもありません。
人の命を危険にさらす暴走行為であり、今回の法改正でハッキリと “犯罪” に分類されます。

車を操る技術を自慢したいなら、サーキットに行けばいいだけの話です。
公道を滑らせるのは、ただの迷惑行為であり、ただの危険行為であり、ただの自己満足です。

法がようやくその現実を追いかけ、抜け穴を塞ごうとしています。
「捕まらなければOK」という時代は、確実に終わりを迎えています。


参考・引用記事

・法務省、危険運転等の新制度案提示 飲酒と速度は2案検討、ドリフトも追加
 https://ligare.news/story/moj-1015/

・危険!相次ぐ悪質ドリフト走行 有名観光地が被害に…
 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2233043

・「トーキョー・ドリフト」と呼んだ“遊び” 若者の悔恨
 https://mainichi.jp/articles/

・問う 時速194km交通死亡事故 法のジレンマ “規定ない”危険運転適用回避のケース
 https://www.oita-press.co.jp/

・危険運転致死傷罪(法律情報)
 https://ja.wikipedia.org/wiki/危険運転致死傷罪