【ギャグ?】中国とロシアが「日本の軍国主義復活に反対」と宣言!まず自分たちの行い見てから言えよとツッコミの嵐
とりコレ3行まとめ
-
ロシアは今もウクライナ領土の一部を武力で占領し、中国はチベットや新疆ウイグルで深刻な人権侵害を指摘されている。
-
そんな二国が「日本の軍国主義復活に断固反対」と声を上げ、ネットで「お前らが言うな」が大合唱。
-
発言の裏には地政学的な狙いがあるが、日本への当てつけにしか聞こえない現実がある。
いま何が起きているのか。ネットで炎上寸前の「お前が言うな」案件
中国とロシアがそろって発信している「日本の軍国主義復活に断固反対」という主張が、SNSで大きな火種になっています。
理由はシンプルで、
武力侵攻を続けるロシア
少数民族に対する深刻な人権問題を抱える中国
この二国が「軍国主義」の話をすると、どうしても説得力がゼロになるからです。
ネットでは「お前らが言うなの一言で終わり」といった声が次々と拡散。
実際、事実関係をひとつずつ並べると、言われても仕方がない状況です。
ここから、ファクトと背景をまとめつつ、炎上の理由を深掘りしていきます。

ロシアの現実。ウクライナ全面侵攻と占領の継続
ロシアは「一方的な軍事侵攻」を否定できない
2022年2月、ロシアはウクライナへ全面侵攻を開始しました。
名称こそ「特別軍事作戦」ですが、実態は国境を越えた大規模武力行使であり、国連や主要国は明確に「侵略」と評価しています。
この侵攻で、ロシアはウクライナ南部や東部の地域を実効支配し、一部では併合を強行。
2025年現在も、ウクライナ領の約2割前後が占領下にあると言われています。
これだけの既成事実が積み重なっている以上、ロシアが「軍国主義」と言い出すのは、どう考えても筋違いです。
国際社会の反応は完全にロシア批判
欧米諸国が制裁を継続し、人道支援や軍事支援をウクライナへ集中させている状況を見ると、国際的な立場がどちらに傾いているかは明らかです。
つまり、世界的な認識として
「武力で他国の領土を奪った国」
というレッテルはロシア自身が貼ったものです。
そんな国が、日本の防衛政策に口を出す。
これが火に油を注ぐ理由のひとつです。
中国の現実。チベット・新疆ウイグルで国際問題化している人権状況
チベットの統治の歴史と今日の問題
1950年代、中国軍の進軍をきっかけにチベットは中国の統治下へ。
公式には「平和解放」、チベット側からは「占領」と呼ばれるなど、立場によって評価は大きく割れています。
統治が進む中で、
-
宗教の自由
-
文化の継続
-
言語の保護
こうした基本的な権利が大きく制限されてきたことが問題視され続けています。
新疆ウイグル自治区の深刻な人権問題
より国際的に大きく注目されているのが新疆ウイグル自治区です。
複数の国連機関や研究者が、ここでの少数民族の扱いについて「深刻な人権侵害」「国際犯罪に相当する可能性」と明確に指摘しています。
指摘内容には、
-
強制収容に近い施設の存在
-
宗教や文化の圧迫
-
監視社会の構築
-
強制労働疑惑
などがあります。
中国政府はこれらを全面否定し、「職業訓練」「反テロ政策」と主張していますが、国際的な批判は後を絶ちません。
そんな中国が「日本の軍国主義」を語る違和感
チベットや新疆の状況を考えると、
「他国の軍国主義がどうこう言う前に、自国の人権問題をどうにかするべきでは?」
という声が上がるのは必然です。
キーワード別に整理する問題の本質
ウクライナ侵攻の根底にあるロシアの姿勢
ロシアは長年、周辺地域に対して勢力圏意識を持ち続けていました。
その延長線上で起きたのが2022年の侵攻ですが、これは国際法的にも非常に重い事案です。
武力で領土を得ようとした国家が「軍国主義」を批判する構図は、どうしても違和感を生みます。
中国の統治スタイルと地政学的な思惑
中国がチベットや新疆を手放さない理由には、
-
豊富な資源
-
一帯一路の要衝
-
国内統治の安定維持
といった戦略的な動機があります。
その結果、民族・文化・宗教が犠牲になってきたのが現在の問題です。
にもかかわらず、日本に向けて「軍国主義復活は許されない」と主張するのは、やはり説得力に欠けます。
なぜ今、中国とロシアは「日本の軍国主義復活」を強調するのか
ここが一番のポイントです。
1. 日本の防衛力強化が都合悪い
近年、日本は防衛費増額や反撃能力の整備を進めています。
これに対し、中国もロシアも「地域の安定を乱す」と強く反発しています。
しかし、なぜそれほど過敏になるのか。
理由は簡単で、
日本が強くなると軍事・外交のパワーバランスで自分たちの影響力が落ちるから
です。
2. 国際社会への印象操作
自国の侵略・人権問題で非難されている中、
「日本の軍国主義復活を止める正義の側」
というポジションを演じることは、外交的にメリットがあります。
3. 国内向けの政治利用
特に中国では、外敵を強調することで国内の結束を高める手法がよく使われます。
「日本の軍国主義」というワードは、非常に扱いやすい政治的素材です。
SNSでは「お前らが言うな」がトレンド化
X(旧Twitter)や掲示板では、以下のような反応が多く見られます。
-
侵略中の国と人権侵害を指摘されてる国が何を言ってんの
-
日本より先に自分たちの問題を片付けろ
-
正義を語る資格がない
-
ダブルスタンダードも限界
この反応は、ネット特有の感情的なものではなく、事実を見れば極めて妥当です。
補足 日本は本当に「軍国主義復活」しているのか?
結論から言うと、そんな事実はありません。
-
徴兵制なし
-
国際社会との連携重視
-
自衛隊は専守防衛を掲げている
-
侵略戦争をする能力も意思もない
防衛費増額はあるものの、それは周辺国の軍事強化に対応した「遅れの回収」に近いもので、軍国主義とはまったく別の話です。
まとめ
ロシアは実際にウクライナへ侵攻し、領土を占領している。
中国はチベットや新疆ウイグルで人権問題を国際社会から指摘され続けている。
その二国が「日本の軍国主義復活」を批判する構図は、どうしても無理があります。
日本が軍事的に暴走しているという実態はなく、むしろ周辺国の圧力に対応するための防衛力整備が進んでいるだけです。
だからこそ、SNSでは
「お前らが言うなの一言」
という反応が強くなるのです。
世界情勢を冷静に整理すれば、この言葉は単なる感情論ではなく、客観的に見てもかなり妥当な指摘と言えます。
参考・引用記事
ロシアによるウクライナ侵攻に関する国際的評価
https://www.brookings.edu/articles/russias-war-in-ukraine/
国連人権高等弁務官事務所「新疆ウイグル自治区の人権状況報告」
https://www.ohchr.org/en/documents/country-reports/ohchr-assessment-human-rights-concerns-xinjiang-uyghur-autonomous
チベット問題の歴史的背景まとめ
https://www.cfr.org/backgrounder/tibet-issue
中国の対日外交と「軍国主義」発言に関する分析
https://www.csis.org/analysis/china-japan-security-narratives
ロシアと中国の共同声明に関する報道
https://www.reuters.com/world/asia-pacific/china-russia-align-security-2025/












最近のコメント