【一線を越えた?】中国軍機が日本機にレーダー照射1週間 日中米が沈黙のチキンレースに突入
とりコレ3行まとめ
・中国軍戦闘機が日本の航空自衛隊機に火器管制レーダーを照射し、日本政府が強く抗議
・中国は「訓練中の正当な行動」と否定し、日中の主張は完全に平行線
・米国は日本支持を表明するも、軍事衝突は避けたい本音が透けて見える状況
日本と中国の間で何が起きたのか?ただ事ではない空の異変
今回の騒動の発端は、中国海軍の空母「遼寧」を中心とした艦隊が東シナ海から太平洋にかけて活動を活発化させていた最中に起きました。
日本の防衛省によると、中国空母から発進したJ-15戦闘機が、警戒監視を行っていた航空自衛隊のF-15戦闘機に対し、攻撃用の火器管制レーダーを照射したとされています。しかも1回ではなく、複数回にわたって行われたと発表されました。
この行為は、単なる「近接飛行」や「威嚇飛行」とは次元が違います。
軍事の世界では、火器管制レーダーの照射は「いつでも撃てる状態」に入ったことを意味し、実質的には開戦直前の行動と受け取られてもおかしくありません。
日本政府が即座に強い抗議を行ったのも、この行為の危険性を重く見ているからです。

レーダー照射はなぜ危険なのか 過去の事例が示す深刻さ
一般的に、戦闘機や艦艇は周囲を把握するための探索レーダーを常に使用しています。しかし火器管制レーダーは違います。
これは
・ミサイルや砲の照準を合わせる
・目標を正確に追尾する
・発射直前の段階で使用される
という、明確な攻撃目的を持つ装置です。
過去にも、北朝鮮や中国が他国の航空機・艦艇に対してレーダー照射を行い、国際問題に発展した例があります。
そのたびに「偶発的衝突の危険性」が指摘され、各国は強い警戒を示してきました。
つまり今回の件は、日本だけが神経質になっているわけではなく、国際的にも極めて問題視される行為なのです。
日本政府の対応 強気だが冷静、その理由とは
日本政府は、中国側の行動を「危険かつ挑発的」と断じ、中国大使を外務省に呼び出し、厳重抗議を行いました。
一方で、報復的な軍事行動や過激な発言は控えています。
その理由は明確です。
・事態をエスカレートさせない
・国際社会に「冷静な当事者」としての立場を示す
・同盟国や同志国と連携しやすくする
このバランスを取るためです。
SNSでは「もっと強く出るべきだ」という声も多く見られますが、政府としては感情論ではなく、外交カードを失わない対応を選んでいると言えます。
中国の主張は真逆 「日本が近づきすぎた」と反論
中国側は、日本の発表を全面的に否定しています。
中国国防部は
・当該飛行は正当な軍事訓練
・日本の航空機が中国機に異常接近した
・中国側の対応は合法かつ適切
と主張しています。
さらに、中国の一部メディアやSNSでは
「日本が意図的に騒ぎを大きくしている」
「日本がアメリカに取り入るための演出だ」
といった論調も拡散されています。
YouTubeでは、中国側が公開したとされる交信音声や映像をもとに、日本側の行動を問題視する動画も出回っており、情報戦の様相も見せています。
なぜ今なのか 背景にある日中関係の悪化
今回の件は、突発的な事故ではありません。
背景には、ここ数か月続く日中関係の緊張があります。
・日本の政権中枢が台湾情勢に言及し、中国が強く反発
・中国による日本への経済的・外交的圧力
・中国軍の活動範囲が日本周辺で拡大
こうした流れの中で起きたのが、今回のレーダー照射です。
中国としては、日本がどこまで反発するのか、米国がどこまで関与するのか、**いわば「レッドライン探り」**をしているとの見方もあります。
米国の立場 日本支持だが「戦争はごめん」
米国は公式に、日本への支持を表明しています。
・日米同盟は揺るがない
・地域の安定を脅かす行為は容認できない
と発言しています。
しかし注目すべきは、そのトーンです。
米国は今回、軍事的報復や追加制裁には言及していません。
これは
・ウクライナ情勢
・中東情勢
・国内政治
など、米国が複数の問題を抱えている事情も影響していると見られています。
ネット上でよく言われる「アメリカがすぐ参戦する」という見方は、現時点ではやや誇張と言えるでしょう。
SNSで大炎上 世論は割れている
X(旧Twitter)や掲示板では、このニュースを巡って激しい議論が続いています。
・「中国は完全に一線を越えた」
・「日本も挑発しているのでは?」
・「第三次世界大戦の前触れでは」
と、意見は真っ二つです。
特に注目されているのは、「偶発的衝突」のリスクです。
一度でも誤解や判断ミスが起きれば、取り返しのつかない事態に発展する可能性があります。
今後どうなる?最悪と最善のシナリオ
現実的に考えられるシナリオは次の2つです。
・外交ルートで沈静化し、表向きは収束
・緊張状態が続き、同様の事案が再発
最悪なのは、再発時に誤射や衝突が起きるケースです。
だからこそ、今回の件は「もう終わった話」ではなく、今後も継続して注視すべき問題なのです。
まとめ
中国軍機によるレーダー照射問題は、
・軍事的に極めて危険な行為
・日中の主張は完全に対立
・米国も巻き込んだ静かな駆け引き
という、非常に重い意味を持っています。
今後の一言、一行動が、地域の安全を大きく左右する状況です。
引き続き、この問題から目を離すべきではありません。
参考・引用記事
中国軍機、日本機にレーダー照射と防衛省
https://www.reuters.com/world/china/chinese-fighter-jets-directed-radar-japanese-aircraft-japan-says-2025-12-06/
Japan summons China envoy over fighter jet radar lock
https://www.aljazeera.com/news/2025/12/8/japan-summons-china-envoy-over-fighter-jet-radar-lock-as-tensions-surge
Japan, US discuss China radar incident
https://www.scmp.com/news/china/military/article/3336143/japan-us-defence-chiefs-cover-radar-row-and-other-china-tensions-phone-call
Japan PM vows resolute response after radar incident
https://www.theguardian.com/world/2025/dec/08/japan-china-radar-fighter-jets-claims












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