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【徹底反論】中国は日本の約5倍の軍事費を投入…それでも「軍国主義」と批判?尖閣発言の過去と日中対立の核心

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とりコレ3行まとめ

・中国外相が日本を「軍国主義の亡霊に取りつかれている」と批判したのは事実です。
・中国の軍事予算は日本の約4~5倍規模で推移し、軍備拡大を続けています。
・尖閣諸島問題と台湾問題が絡み、日中関係は緊張状態が続いています。


中国が「軍国主義」と発言 何が起きたのか

2026年2月、ドイツで開かれたミュンヘン安全保障会議で、中国の外相である王毅氏が、日本に対して強い言葉を使いました。

発言の中で、日本は「軍国主義の亡霊に取りつかれている」と批判しました。対象とされたのは、日本の首相である高市早苗氏の安全保障に関する国会答弁です。台湾有事に関して、日本の法制度上の考え方を説明した内容に対し、中国側が強く反発しました。

これに対し、外務省は「事実に基づかない」「不適切な発言だ」として中国側に申し入れを行っています。

ここまでが報道各社で確認できる事実です。

問題は、この発言の背景です。

日本の約5倍規模 拡大する中国の軍事予算

中国の国防費は長年にわたり増加を続けています。

公表ベースでも約20兆円超の規模で、日本の防衛費(約6~7兆円)の4~5倍水準です。為替や算定方法の違いはありますが、規模の差は明らかです。

中国軍である**中国人民解放軍**は、空母建造、長距離ミサイル、宇宙分野、サイバー戦能力などを強化してきました。特に海軍力は急速に拡大し、艦艇数では世界最大級とされています。

一方、日本は専守防衛を基本としつつ、防衛費を段階的に引き上げています。反撃能力の保有など政策転換はありますが、憲法の枠内での防衛力整備という立場は維持しています。

こうした現実の中で、中国が日本を「軍国主義」と批判している構図が生まれています。


尖閣諸島問題 対立の火種は続く

東シナ海にある尖閣諸島は、日本が実効支配を続けていますが、中国も領有権を主張しています。

2012年以降、中国公船の接続水域への航行や領海侵入が継続的に確認されています。日本側は抗議を重ねています。

2013年前後には、中国側が強い言葉で領有権を主張し、国際社会でも緊張が高まりました。中国は一貫して「自国の領土だ」と主張しています。

日本政府は「尖閣は日本固有の領土であり、解決すべき領土問題は存在しない」との立場を崩していません。

この対立は一時的なものではなく、10年以上続く構造的な問題です。


台湾問題が神経を逆なでする理由

今回の批判の直接的な引き金は台湾有事に関する発言でした。

中国は台湾を不可分の領土と位置付けています。そのため、日本の政治家が台湾有事に触れると強く反応します。

ただし、日本側の説明はあくまで法律上の枠組みの話です。日米安保体制や存立危機事態の想定に関する一般論を述べたものです。

先制攻撃や侵略を示唆するものではないというのが日本政府の立場です。


「軍国主義」批判は外交カードなのか

中国が「軍国主義」という言葉を使う背景には、歴史認識問題があります。

第二次世界大戦の記憶は、中国国内では今も政治的意味を持ちます。そのため、日本の防衛政策の変化を歴史問題と結び付けて批判する構図が成立しやすい状況があります。

専門家の間では、次のような見方があります。

・国内世論の結束を図る狙い
・台湾問題をめぐる外交的圧力
・日本の防衛政策強化への牽制

いずれも推測ではありますが、外交の世界では珍しくない戦略です。


SNSと世論の温度差

日本のSNSでは、「軍事費が5倍の国に言われたくない」という声が目立ちます。

一方で、「日本も防衛費を増やしているのは事実」という指摘もあります。

中国国内では、日本批判の報道が強調される傾向があります。両国の世論は、互いに硬直化している状況です。

冷静な議論が難しくなっているのも事実です。


日本はどう向き合うべきか

重要なのは感情論ではありません。

・中国の軍事予算の規模
・尖閣周辺での活動状況
・日本の安全保障政策の法的根拠

これらを客観的なデータとして国際社会に説明することが必要です。

批判に対しては、事実に基づき反論する。
必要であれば、国際会議や英語発信を通じて積極的に立場を示す。

「言われっぱなし」にしない姿勢が求められています。


まとめ

中国外相が日本を「軍国主義の亡霊」と批判したのは事実です。
日本政府が「事実に基づかない」と反論したのも事実です。

中国は日本の約4~5倍規模の軍事予算を持ち、軍備拡張を続けています。
尖閣諸島問題と台湾問題は今も緊張の中心です。

感情的な言葉の応酬ではなく、事実を積み上げること。
そして日本の立場を世界に説明し続けること。

それが今、最も現実的な対応と言えます。


参考・引用記事

「中国外相が“軍国主義の亡霊”と批判」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d42f066f1488dcf840b93d220b1f77990b6475a4

中国政府 国防予算発表資料(全国人民代表大会関連発表)

日本政府 防衛費関連資料(防衛省公表資料)

尖閣諸島を巡る日本政府見解(外務省公式サイト)