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【青森発】三内丸山遺跡で土偶とヒスイ首飾りが再び話題沸騰

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とりコレ3行まとめ

  • 青森・三内丸山遺跡で発見された土偶やヒスイ首飾りが大注目!

  • 縄文人の精神文化や暮らしの秘密がさらに明らかに。

  • 世界遺産登録4周年のイベントも同時開催で見どころ満載!


縄文ロマン再燃中!三内丸山遺跡が熱い理由

青森県青森市にある三内丸山遺跡は、日本最大級の縄文時代の集落跡。2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一部として世界文化遺産にも登録された有名スポットです。

そして2025年夏、ここで改めて注目を集める展示や発掘成果が続々と公開されています。

今回スポットライトを浴びているのは、縄文時代の人々が作った土偶と、遠く離れた地域からもたらされたヒスイの首飾り

どちらも縄文人の精神文化や交流の広がりを物語る、非常に貴重な遺物です。

三内丸山遺跡とは?簡単におさらい

三内丸山遺跡は約5,900年前から4,000年前にかけて栄えた大規模集落の跡。竪穴住居や高床式倉庫、巨大な掘立柱建物などが見つかり、当時の暮らしを知るうえで欠かせない遺跡です。

発見のきっかけは1992年の野球場建設工事中。調査の結果、全国でも最大規模の縄文集落跡であることが分かり、一躍注目されました。

現在も発掘調査は継続されており、毎年新たな発見が報告されています。


2025年の注目発見と展示内容

今年の調査では、土坑墓や竪穴住居跡の分布がさらに明らかになり、集落の広がりや構造について新しい知見が得られています。

特に、精神文化を象徴する土偶の出土や、ヒスイを使った装飾品に改めて焦点が当たっています。

現在、三内丸山遺跡センターでは特別展「縄文時代のおわり-クマとイネと土偶-」を開催中。縄文から弥生への移行期にスポットを当て、当時の人々がどんな精神文化や信仰を持っていたのかを、実物資料を通して体感できる内容です。

また、ヒスイの首飾りは、新潟県などの産地から遠く離れた青森まで運ばれてきたもので、縄文時代に広域な交流ネットワークがあったことを示しています。


世界遺産登録4周年イベントも開催中

2025年7月には、世界遺産登録4周年を記念した「あおもりJOMON世界遺産ウィーク」も開催。

遺跡見学やワークショップ、縄文食体験など、観光と学びがセットになったイベントで盛り上がっています。SNS映えする展示や体験も多く、若い世代からの注目度も高めです。


Q&A:土偶とヒスイの魅力

Q. 土偶ってどんなもの?
A. 三内丸山遺跡から出土した土偶は、小型で顔や体の一部がデフォルメされており、装飾や祈りに使われた可能性があります。形や模様が一つ一つ違い、作り手の個性が感じられます。

Q. ヒスイの首飾りは何がすごいの?
A. ヒスイは当時の東北地方では採れず、遠く離れた産地から持ち込まれた貴重な石です。首飾りとして加工されたヒスイは、装飾品としてだけでなく、儀式や社会的地位の象徴だったとも考えられています。


まとめ

三内丸山遺跡は今、発掘成果と展示が同時に熱い時期を迎えています。土偶やヒスイ首飾りを通じて、縄文人の暮らしや精神文化を深く知ることができる絶好のチャンス。

世界遺産登録4周年イベントと合わせて訪れれば、学びと感動が同時に味わえるでしょう。


参考・引用記事