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【訃報】「ペガサス幻想」の歌声が永遠に…NoBこと山田信夫さん、8年の闘病を経て61歳で旅立つ

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とりコレ3行まとめ

  • 「聖闘士星矢」OP曲「ペガサス幻想」で時代を駆け抜けたNoBこと山田信夫さんが、2025年8月9日、腎臓がんのため永眠。

  • 2018年の診断から8年間、余命宣告を受けながらも歌い続け、今年2月に闘病を初めて公表。

  • 9月30日には所属バンド「DAIDA LAIDA」による追悼ライブも決定。ファンの熱い思いが再び集結する。


日本中に衝撃が走った訃報

アニメ「聖闘士星矢」の主題歌「ペガサス幻想」で一世を風靡し、特撮やアニソン界にも名を残したロックシンガー、NoB(山田信夫)さんが2025年8月9日午後1時39分、腎臓がんのため入院先の病院で息を引き取りました。享年61歳。


ニュースが報じられた瞬間、SNSでは「信じられない」「青春が終わった」といった投稿が瞬く間に拡散され、世代を超えて多くの人がその死を惜しみました。

「ペガサス幻想」とNoBさんの軌跡

1984年、ロックバンド「MAKE-UP」のボーカルとしてメジャーデビュー。

2年後の1986年、アニメ「聖闘士星矢」のオープニング曲「ペガサス幻想」が大ヒットし、国内外のアニメファンの心を掴みました。

この楽曲は、力強いロックサウンドとNoBさんの伸びやかな高音が特徴で、今なお世界中のアニメイベントで歌い継がれる名曲です。YouTubeや海外のアニソンフェスでも頻繁に取り上げられ、英語やスペイン語でカバーされるなど、その影響力は絶大でした。

さらに、NoBさんはアニメだけでなく、特撮ヒーローソングでも活躍。「轟轟戦隊ボウケンジャー」や「天装戦隊ゴセイジャー」など、戦隊シリーズファンにはおなじみの曲を数多く担当。

エネルギッシュで情熱的なパフォーマンスは、子どもから大人まで幅広い層に愛されました。


最後まで貫いた“ロックミュージシャン”の生きざま

NoBさんが腎臓がんと診断されたのは2018年。当初、余命は5年と宣告されましたが、本人は公表せず、音楽活動を続けました。

2025年2月、闘病を初めて明かした際には、「残りの時間も歌い続けたい」と宣言。

その言葉通り、ライブやレコーディングに挑み続け、ファンの前で歌い続ける姿は、まさに“生きざま”そのものでした。

亡くなる前日まで楽曲のアレンジやステージ構想を語り、まるで翌日もライブがあるかのように未来を見据えていたといいます。

関係者は「最後まで音楽とファンのことしか考えていなかった」と振り返っています。


葬儀と追悼の予定

葬儀は遺族の意向で関係者のみの密葬として行われましたが、後日、一般ファンも参加できるお別れの会が予定されています。

所属バンド「DAIDA LAIDA」は、9月30日に追悼ライブを開催することを発表。「NoBの声や歌詞は、これからもバンドの中で生き続ける。今後もNoBと共に歩んでいきたい」とのコメントを寄せています。

このライブでは、NoBさんが手がけた楽曲を中心に演奏される予定で、全国から多くのファンが集まる見込みです。チケットや配信情報は今後発表されるとのこと。


まとめ:消えない歌声、永遠のロック魂

NoBさんの歌は、アニメや特撮を彩るだけでなく、多くの人の人生の応援歌となってきました。

その声はもう生で聴くことはできませんが、残された音源や映像、そしてファンの記憶の中で、NoBさんはこれからも生き続けます。

9月30日の追悼ライブは、彼の魂を再びステージに呼び戻す一日になるでしょう。ファンならずとも、その生きざまを一度は知ってほしいと思います。お疲れ様でした。


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