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【中止は当たり前の国】中国公演中止ラッシュで怒るミュージシャンに、爆風スランプのドラマーがズバッと疑問

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とりコレ3行まとめ

  • 中国で日本ミュージシャンの公演が次々と中止や延期に。理由は政治情勢の悪化。

  • しかし、爆風スランプのドラマーが「怒るのは理解できない」と異論を表明。

  • 中国は“国の意向ひとつでライブが飛ぶ国”。その現実を踏まえた活動が必要。


中国でライブが突然中止に・・・

11月後半、日本と中国の外交ムードが一気に冷え込み、その影響で日本ミュージシャンの中国公演が雪崩のように中止されました。

出演者からは怒り、悲しみ、落胆。SNSでもファンの嘆きが溢れ、ネットニュースでも連日話題に。

そんな混乱の中、爆風スランプのドラマーが「怒る気持ちがよく分からない」と語り、さらに波紋を広げています。
なぜここまで冷静なのか。
なぜ他のミュージシャンとこんなに温度差があるのか。

この記事では、
「中国で公演するなら“中止は当然”と考えるべきなのか?」
「なぜ怒る側と割り切る側で意見が割れるのか?」
ここを軸に深掘りします。

中国でライブを検討しているアーティスト、海外進出に関心のあるファン、文化交流に興味がある読者に向けて、できるだけ分かりやすく整理した記事です。

中国公演中止ラッシュで何が起きた? よくある“延期”ではなく“政治で止められた”という現実

まずは事実の整理から。

最近、中国国内で予定されていた日本アーティストのライブが、直前になって一斉に「中止」「延期」と告げられています。

単なる会場トラブルではありません。
政治的背景が明確にあるケースです。

・日本の政治家の発言が中国政府の反発を呼んだ
・その反動が「日本ミュージシャン全体の公演停止」という形に広がった
・ライブ会場に“関係者”が来て中止を通達するケースもあったと言われる

つまり、中国の政治情勢がライブ活動の可否を左右したということです。
日本の音楽シーンではあまり起こらない現象なので、今回の事態が「衝撃」として広がったのも無理はありません。


中国でのライブはもともと“制限ありき”。これは昔から続く構造

今回の騒動を理解するには、「中国では文化活動が政治の影響を強く受ける」という前提が欠かせません。

実は中国のロックシーンでは、
・政治が原因で公演許可が下りない
・外国アーティストの出演が突然止まる
・作品の発表が制限される
こうした事例が長年存在してきました。

たとえば、1990年代以降、中国ロックの象徴的存在となったミュージシャンの活動が当局によって制限されることもあったほどです。

つまり、
中国でライブが急に中止になることは“珍しいことではない”。歴史的な現象であり、突然始まった話ではない。

中国国内で活動してきたアーティストには、この感覚が染み付いています。
「政治に左右される場で音楽をやる」という覚悟は、活動のスタートラインから必要なのです。


「怒るミュージシャン」と「割り切るミュージシャン」

今回、SNSでは日本のミュージシャンたちからいくつも怒りの声が上がりました。

・「政治に文化を巻き込むな」
・「音楽は国境を越えるものだ」
・「ファンの気持ちを無視するのか」

これらはもっともな意見です。
ミュージシャンにとって、ライブは“人と人”をつなぐ場。そこに政治が入ってくることへの反発は強く、ファンがいる場所でライブしたいという思いも本物です。

ところが一方で、爆風スランプのドラマーとして知られるファンキー末吉氏はこう語ります。

「中国でライブやるなら、中止されることを前提にしないといけない。怒っている人の気持ちがよく分からない」

彼は長年中国のロックシーンで活動し、多くのバンドを支えてきた存在です。

現地の実情を知る人だからこそ言える、重い言葉でもあります。中国はそういう国なのです。


爆風スランプのドラマーが「怒りを理解できない」と語る理由

なぜここまで違う見方になるのか。

理由を整理すると、次のポイントに集約されます。

1. 中国は“国の意向で文化活動が止まる”国

これは良し悪しではなく構造の問題です。
許可制で、政治判断が文化に影響する仕組みなので、ライブが突然止まることは珍しくありません。

経験値がある人ほど、ここを当然として受け止めます。

2. 想定していれば精神的なダメージが小さい

怒るミュージシャンは、
「予定通りできるはずだった」
という前提で動いていた可能性が高いです。

しかし、割り切っている側はそもそも
「いつ飛んでもおかしくない」
と考えているため、ショックが少ない。

3. 中国で活動するなら“向こうのルール”を理解しないと続かない

彼は、中国のシーンに長く関わったからこそ、
「正面から怒っても意味がない」
「国の仕組みを理解し、その範囲でやるしかない」
という考えにたどり着いています。

4. 怒ること自体が活動の継続を難しくする可能性

政治的な問題が絡んでいる以上、強い反発はこれ以上の機会損失につながるリスクがあります。
彼の目には、怒る行為がむしろ“未来を狭める”と映っている可能性が高いです。


中国で活動を続けたいミュージシャンが持つべき“割り切り”

ここまで見ていくと、次の結論が浮かびあがります。

中国でライブしたいなら、「中止は当然のリスク」と割り切る必要がある。

これは悲観ではありません。
リスクを理解することで、活動を継続しやすくなるという意味です。

・スケジュールは過度に集中させない
・航空券やスタッフの準備は柔軟性を持たせる
・収益を中国頼みにしない
・中止になってもSNSで過度に反発しない
・中国のファンとの距離は大切にしながら“国の壁”は理解する

この割り切りができるかどうかで、中国での活動の持久力は大きく変わります。


音楽に国境はない。でも“国”はある

「音楽に国境はない」という言葉は美しいし、実際にその通りです。
しかし現実には、国境も文化も政治も存在し、アーティストはその枠の中で動かざるをえません。

中国は巨⼤な市場で、音楽ファンも多く、日本のミュージシャンを歓迎する空気もあります。
しかし同時に、政治の空気が変われば、一夜にして文化交流が止まる国でもあります。

爆風スランプのドラマーが言った
「中国でやるなら中止されても怒るな。そういう国なんだから」
という言葉は、彼の個人的な意見というより、
“現場で活動してきた人間なら知っている常識”
とすら言えます。

だからこそ、怒りや落胆があっても、最後は「割り切り」が必要。そこはそういう国なのだから。

日本にキレてX(旧ツイッター)でお気持ち表明しているアーティストの方々も、キレるなら中止にした中国にお気持ち表明するべきですね。自分の食い扶持が潰されたから怒っているのかもしれませんが、怒り先が違いますよ。


まとめ

今回の騒動は、ミュージシャンの想いや善悪という次元では語れません。
文化と政治がぶつかる時、どちらが勝つかと聞かれれば、答えは明白です。

中国で公演するなら、
・中止されることがある
・政治でストップすることもある
・感情よりも現実が優先される
そんな国だという前提で動く必要があります。

怒っても状況は変わりません。
割り切れば次のチャンスにつながります。

爆風スランプのドラマーの言葉は厳しいですが、
「中国で活動を続けるなら心得ておくべき現実」
を最も的確に突いています。

これから中国と関わるアーティストが増えるほど、
この“割り切り力”は必須になっていくでしょう。


参考・引用記事

SmartFLASH
https://smart-flash.jp/entertainment/entertainment-news/379619/

日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202511260000213.html

South China Morning Post
https://www.scmp.com/news/china/diplomacy/article/3333439/young-chinese-fans-fear-losing-access-japanese-pop-culture-amid-diplomatic-row

Reuters(複数)
https://www.reuters.com/world/china/china-scraps-concerts-with-japanese-musicians-diplomatic-tensions-mount-2025-11-21/

Wikipedia(Cui Jian)
https://en.wikipedia.org/wiki/Cui_Jian

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