中国とロシアが“日本包囲”を宣言か！「軍国主義の復活に断固反撃」発言で緊張急上昇。日本も“仲間づくり”急がないとマズい流れに
とりコレ3行まとめ
・中国とロシアが日本を名指しし「軍国主義の復活に断固反撃」と共同姿勢を表明。
・両国は軍事・外交での“共闘強化”を続け、日本包囲の流れが明確になってきた。
・日本に戦争の意思はなくても、1国で叩かれるのは危険。今こそ“仲間づくり”が必要。
今、何が起きているのか？緊張を一気に高めた日中ロの最新動き
中国とロシアの高官が会談し、日本に対して「軍国主義の復活を企んでいる」と名指しで非難した。
そのうえで「断固反撃する」と両国が共同で姿勢を固めたと報じられ、一気に注目が集まっている。
中国とロシアはここ数年、軍事行動や外交政策での協力を着実に強化してきた。合同軍事パトロールや防衛協力が増え、日本の近海で活動が活発化している。
今回の発言は、その協力関係が「反日を軸とした共闘」にまで踏み込んだことを示すサインとも言える。
日本が何か軍事攻撃をしたわけではない。なのに、ここまで強い言葉で反発される背景には、両国の思惑がある。
日本としては戦争をする意志はないが、「叩きやすい国」の扱いをされるのは危険だ。そうした危機感が、今回のニュースに大きな波紋を広げている。
今回の発言の背景を整理しておく
中国とロシアの発言は最近始まったものではなく、過去数年から一貫している流れがある。
ただ、ここまで「日本を名指しで非難し、共闘を明言した」ケースは珍しく、緊張の度合いが一段階上がったように見える。
以下で、背景にあるポイントを整理する。
1. 中国とロシアが国内的に「外敵」を必要としている状況
両国はともに、国内政治の引き締めに外敵を利用しやすい状況がある。
その“外敵役”として便利なのが、「軍国主義」という過去カードを持つ日本。
特にロシアはウクライナ侵攻によって国際的に孤立し、中国は米国との対立が激化中。
こうした中で、日本を批判することで
・国内支持の結束
・自国に不満を向けさせない構図
をつくりやすい。
2. 日本がNATOやアメリカとの協力を強めている
日本はここ数年、NATOとの連携強化を進めており、アメリカとの安全保障協力も深化。
これを中国とロシアは「日本が軍事的に復活しつつある」と解釈している。
実際には、日本の安全保障政策は防御に重きを置いたままだが、外から見ると「西側との一体化」が目立つ。
3. 軍事面での“示威行動”が増加
・日本海での中露共同航空パトロール
・中国軍艦の太平洋側航行
・ロシアの極東軍の動き
こうした行動が毎年のように増えている。
「反撃」という発言は、これらの実際の行動をさらに後押しする可能性が高い。
キーワード別の詳細解説
日本の「軍国主義復活」という主張の正体
中ロが言う「軍国主義復活」は、主に次の動きを指している。
・防衛費の増加
・反撃能力（旧称：敵基地攻撃能力）の議論
・アメリカとの防衛協力の強化
しかし、これは日本国内の多くが理解している通り、防衛力の強化であり「侵略戦争の準備」ではない。
にもかかわらず、両国は意図的に「軍国化」という言葉を使っている。
理由はシンプル。
日本批判を国際的に正当化するためだ。
中露“共闘姿勢”の危険度
今回の会談で注目すべきなのは「対抗に向けた共闘」という言葉。
軍事的な意味だけでなく、外交や経済の場でも日本への圧力が強まる可能性がある。
例えば、
・国際会議での外交包囲
・東アジアの安全保障環境の不安定化
・日本の海空の周辺での圧力行動増加
これらはすでに現実になりつつある。
軍事＋外交の“二正面圧力”
中露が日本へ向けるのは軍事だけではない。
国際世論戦でも優勢を取りに来る。
海外世論に「日本は軍国主義化している」という印象を植え付ければ、
日本は反論に追われ、外交の足場が弱くなる。
これは地味に効く。
「言ったもん勝ち」が国際政治では普通に起きる。
SNS・YouTube・海外反応を見ると…かなり温度差がある
ネットの声を見ると、日本人の反応は二極化している。
日本側の主な反応
・「日本を軍国主義と言うのは無理がある」
・「中露は自分たちの行動をごまかすために日本を利用してるだけ」
・「日本も仲間を増やしておかないと本当に囲まれる」
・「国防を真面目に考えないとヤバい段階に来てる」
一方で、
・「どうせプロパガンダ」
・「気にする必要なし」
とする楽観的な声も少なくない。
しかし、中国とロシアの動きはすでに“行動フェーズ”に入っているため、楽観視は危険という意見も増えている。
海外の主な反応
海外フォーラムやYouTubeでも、意外と注目度は高い。
特に欧米では、今回の動きを
「中国とロシアの新しい軸形成の一部」
と捉える声が多い。
つまり、“日米vs中露”の構図がより明確になったという見方だ。
日本が仲間づくりを急ぐべき理由
今回の事件が突きつけたのは、日本の弱点だ。
「日本は平和国家で戦争しない」と国民がどれだけ思っていても、
国際政治では“相手がどう扱うか”が全て。
日本が声を上げなかったり仲間を持たなかったりすると、
・誤ったイメージだけが独り歩き
・外交で孤立
・軍事的に圧迫されても国際的な後押し不足
こうした状況になりかねない。
日本に必要なのは、
・価値観が近い国とのパートナー強化
・国際社会での発信力アップ
・誤情報への対処
・「日本は安全で誠実な国」というブランドの維持
これらの戦略だ。
仲間が多ければ叩かれにくい。
国際社会では、これは当たり前のルールだ。
まとめ
中国とロシアが日本を名指しし、強い言葉で“共闘して反撃する”ことを明言した。
これは単なる外交辞令ではなく、ここ数年の軍事協力や発言の流れを見ても“本気度”が高い。
日本は戦争を望んでいない。
それでも国際政治の世界では、「叩きやすい相手」には容赦なく圧力が来る。
だからこそ、今の日本がやるべきは
・味方を増やす
・発信力を上げる
・誤解を潰す
この3つだ。
何もしなければ、日本は中露の共同“反日キャンペーン”のターゲットにされ続ける。
大事なのは、受け身にならず、先に動くこと。
それが未来の日本を守る一番の近道だ。
参考・引用記事
中ロ高官が会談 「日本の軍国主義の復活に断固反撃」
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d67a2efb2c04951f7e1a79ddeae99ffe4b5a4d9
中国外相とロシア安全保障会議書記が会談 日本名指しの発言
https://news.livedoor.com/topics/detail/30125363/
China, Russia militaries conduct joint air patrol over Sea of Japan
https://www.reuters.com/world/china-russia-militaries-conduct-joint-air-patrol-over-sea-japan-2024-11-29/
Kremlin hawk Patrushev urges Japan to halt 'militarisation’
https://www.reuters.com/world/china/kremlin-hawk-patrushev-urges-japan-halt-militarisation-towards-russia-china-2025-09-02/
RIPS 安全保障研究資料
https://www.rips.or.jp/jp/wp-content/uploads/2025/05/f0a50381e95d09c6fd6bd9f427772aa1.pdf