【核保有】日本周辺国がここまで危険なら「核の話」が出るのは当然！日本が守られない現実と核保有論の核心
とりコレ3行まとめ
- 周辺国の軍事的緊張が高まる中、日本で「核」に触れる発言が出るのは自然な流れです。
- アメリカが本気で日本に核を持たせたくないなら、防衛の覚悟を言葉で示す必要があります。
- それができないなら、日本が自国を守るため核保有を考えるのは避けられません。
なぜ今「核保有」という言葉が出てきたのか
今回の一連の騒動、
「誰かが急に危ない思想を言い出した」
という話ではありません。
結論から言うと、
周辺国があまりにもきな臭くなっている
これがすべての出発点です。
日本の周りを見渡すと、
-
ミサイル発射を繰り返す国
-
台湾有事を現実のものとして軍事演習を続ける国
-
核戦力を急速に拡大する国
正直、
「何も起きない方が不自然」
という状況に近づいています。
そんな中で、
日本の高官から核抑止や安全保障に踏み込んだ発言が出ました。
それに対し、
米国務省が
「日本は核不拡散のリーダーだ」
とコメント。
この一言が、
かえって火に油を注ぐ結果になりました。
周辺国の現実を無視して「非核」だけ語れるのか
まず、
日本が非核を掲げてきた歴史は事実です。
被爆国として、
核兵器を否定し続けてきた姿勢も間違いありません。
ただ、
問題はここです。
相手がルールを守らなくなった時、こちらだけ理想論でいられるのか。
周辺国は、
-
国際的な約束を無視
-
制裁を受けても核開発を継続
-
軍事力を背景に威圧
これを前にして、
「日本は核を持ちません」
と繰り返すだけで抑止になるでしょうか。
だからこそ、
政府関係者の口から
「核」という言葉が漏れたのです。
これは暴論ではなく、
現実を直視した結果です。
アメリカは日本を本当に守るのか
ここが、
今回の議論で最も重要なポイントです。
日本は、
日米同盟のもと
「アメリカの核の傘」に守られている
とされています。
しかし、
多くの日本人が感じている疑問があります。
日本が攻撃された時、アメリカは自国の都市を危険にさらしてまで守るのか。
この問いに、
アメリカは明確に答えていません。
-
条約上は守る
-
同盟国として重要
-
抑止力は機能している
こうした言葉は並びますが、
「日本が核攻撃を受けたら、アメリカは即座にどう動くのか」
ここを、
はっきり断言した発言はありません。
なぜアメリカは日本に核を持たせたくないのか
アメリカが日本の核保有に慎重なのは、
理由があります。
-
核拡散の連鎖を恐れている
-
日本が持てば他国も追随する
-
東アジアの軍事バランスが変わる
これらは、
アメリカにとっての「都合」です。
しかし、
日本にとっての最優先は
日本国民の命と国土です。
アメリカが
「核を持つな」と言うなら、
同時に、
「必ず守る」と明言する責任があります。
それができないなら、
日本だけにリスクを押し付けている
と言われても仕方ありません。
核を持たないリスクは語られなさすぎている
日本では、
「核を持つリスク」ばかりが語られます。
確かに、
-
国際的批判
-
経済制裁
-
イメージ悪化
こうした問題はあります。
しかし、
核を持たないリスクはどうでしょうか。
-
抑止力が弱いと見られる
-
攻撃対象として計算される
-
最悪の場合、先制攻撃を受ける
この現実は、
あまり語られません。
周辺国が
「日本は反撃できない」
と判断した瞬間、
抑止は崩れます。
「核保有＝戦争したい」ではない
ここも、
よくある誤解です。
核を持つことは、
戦争をしたいからではありません。
むしろ逆です。
戦争を起こさせないための最後のカード
それが核です。
実際、
核保有国同士が
直接全面戦争をしていないのは、
核抑止が働いているからです。
日本が核を持つ議論をすること自体、
決して異常ではありません。
世界的に見れば、
安全保障の議論としてごく普通です。
米国務省の「評価」が逆効果になった理由
今回、
米国務省が
「日本は核不拡散のリーダー」
と評価しました。
しかし、
この発言は多くの人に
こう受け取られました。
「だから日本は我慢しろ」
「危なくても非核でいろ」
もしそうなら、
日本国民にとって
あまりにも一方的です。
称賛ではなく、
縛りに聞こえた。
これが炎上の正体です。
日本が今、本当に必要としているもの
今の日本に必要なのは、
-
感情論ではない安全保障議論
-
核を含めた現実的な選択肢の整理
-
同盟国の覚悟を言葉で確認すること
核を「持つ」「持たない」を
今すぐ決める話ではありません。
しかし、
議論すらタブーにする時代は終わっています。
周辺国は待ってくれません。
まとめ｜守ると言えないなら、守れる力を持つしかない
今回の問題を一言で言えば、
こうです。
アメリカが
「日本を必ず守る」と
具体的に明言できないなら、
日本が
自分で自分を守る力を考えるのは当然です。
核保有論が出てきたのは、
過激だからではありません。
現実がそこまで追い込んできているからです。
きれいごとだけでは、
国は守れません。
参考・引用記事
・日本は「核不拡散リーダー」 高官の保有発言で 米国務省
https://news.yahoo.co.jp/articles/a07938d02995d154e272474ed3279bb0aef07f34
・日米同盟と核抑止をめぐる報道（国内外メディア各社）
https://www.state.gov
・東アジア安全保障情勢に関する解説記事
https://www.mofa.go.jp