【5月の行事】 母の日の歴史と贈るおすすめ花5選
母の日は、日頃の感謝をお母さんに伝える特別な日です。
しかし、「なぜ5月にあるのか?」「カーネーションを贈るのはなぜ?」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
本記事では、母の日の歴史とともに、5月に贈るのにぴったりな花を5つご紹介します。
贈る花の意味を知ることで、より気持ちのこもったプレゼントを選べるようになりますよ。
【1. 母の日の歴史】アメリカ発祥の感謝の風習
◇ 母の日の起源:アンナ・ジャービスの想い
母の日の起源は、20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。
1908年、ウェストバージニア州の女性「アンナ・ジャービス」が、亡き母を偲ぶために教会で追悼式を行い、母親への感謝を伝える日として「母の日」を提案しました。
彼女の母も社会活動家で、貧しい人々を助ける活動をしていたことから、「母親の愛を讃える日」が広まっていきました。
◇ 1914年、正式にアメリカの祝日に
アンナ・ジャービスの活動が認められ、1914年にアメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソンが「5月の第2日曜日を母の日とする」と定めました。
これをきっかけに、母の日は世界各国へと広がっていったのです。
◇ 日本での母の日の始まり
日本では、戦前の1931年に大日本連合婦人会が「母の日」を広める活動を行い、1949年にアメリカと同じ「5月の第2日曜日」に定められました。
以来、日本でも広く認知され、お母さんにカーネーションを贈る習慣が根付いたのです。
【2. 母の日にカーネーションを贈る理由】
◇ 赤いカーネーションの意味
母の日といえば、カーネーションが定番ですが、その由来はアンナ・ジャービスの母親が好きだった花がカーネーションだったことにあります。
赤いカーネーションは「母への愛」「感謝」を象徴しており、母の日のプレゼントにぴったりです。
◇ 白いカーネーションの意味
白いカーネーションは「亡き母への追悼」を意味します。アンナ・ジャービスが最初に教会で母の日の式典を開いた際、母親のために白いカーネーションを捧げたことが由来です。
現在では、存命のお母さんには「赤」、亡くなったお母さんには「白」を贈る習慣があります。
◇ 最近はカーネーション以外の花も人気
カーネーションの他にも、母の日にはさまざまな花が贈られるようになりました。以下で、5月の母の日におすすめの花を5つご紹介します。
【3. 5月の母の日に贈るおすすめ花5選】
① カーネーション
- 定番の母の日ギフト
- 赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」
- 鉢植えやブーケでのプレゼントが人気
母の日の定番であり、特に「赤」や「ピンク」が人気です。花束や鉢植えとして贈るのが一般的で、長く楽しめる鉢植えを選ぶ方も増えています。
② バラ
- 華やかで高級感のあるギフト
- ピンクは「感謝」、オレンジは「絆」を象徴
- カーネーションと組み合わせても素敵
近年、母の日にバラを贈る人も増えています。ピンクのバラは「感謝」、オレンジのバラは「絆」を意味し、お母さんへのプレゼントにぴったりです。
③ ガーベラ
- 明るく可愛らしい印象の花
- 「希望」「前向きさ」を象徴
- 鮮やかな色が多く、花束に最適
元気で明るいイメージのガーベラは、お母さんに笑顔を届ける花として人気です。カラーバリエーションも豊富なので、お母さんの好きな色を選ぶとよいでしょう。
④ ユリ
- 上品で優雅な印象
- 「純粋」「尊敬」を象徴
- 香りが良く、エレガントな贈り物に最適
ユリは、気品があり上品な花として人気があります。香りが豊かで、エレガントな贈り物として最適です。
⑤ 紫陽花(あじさい)
- 長く楽しめる鉢植えのギフト
- 「家族の絆」「和やかさ」を象徴
- 青や紫、ピンクなど多彩なカラーバリエーション
母の日に紫陽花を贈る人も増えており、「家族の絆」を表す花言葉が感謝の気持ちを伝えるのにぴったりです。
【4. 花以外の母の日プレゼントアイデア】
◇ スイーツやグルメギフト
甘いものが好きなお母さんには、母の日限定のスイーツやお菓子の詰め合わせが人気です。また、普段はなかなか食べられない高級グルメも喜ばれます。
◇ 手作りギフト
お母さんのために心を込めた手作りギフトもおすすめです。手紙やアルバムを作ったり、料理を振る舞ったりするのも素敵なプレゼントになります。
◇ 体験ギフト
最近では、温泉旅行やエステ体験、レストランの食事券など、思い出を贈る体験ギフトも人気です。お母さんにとって、特別なひとときになるでしょう。
【まとめ】母の日には花とともに感謝を伝えよう
母の日の歴史を知ると、5月のこの日が「感謝の気持ちを伝える大切な日」であることがわかります。
今年の母の日には、カーネーションやバラなどの美しい花とともに、感謝の言葉を添えて贈ってみてはいかがでしょうか?
心のこもった贈り物なら、お母さんもきっと喜んでくれるはずです。
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