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【作品】岡田准一が新興ヤクザ組長役!西川美和新作に13人

とりコレ3行まとめ

  • 岡田准一さん、役所広司さん、田中裕子さん、吉田羊さん、坂東龍汰さんら新キャスト13人の出演が発表されました。
  • 岡田さんは、敗戦後の闇市で暮らす戦争孤児を受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹を演じます。
  • 映画『わたしの知らない子どもたち』は、2026年10月16日に全国公開される予定です。

2026年7月29日、西川美和監督の映画『わたしの知らない子どもたち』に、岡田准一さん、役所広司さん、田中裕子さん、吉田羊さん、坂東龍汰さんら13人が出演することが発表されました。

岡田さんが演じるのは、敗戦後の闇市で生きる戦争孤児たちを受け入れる新興ヤクザの組長・菊沢徹です。新キャストの発表に合わせ、本予告映像とポスタービジュアルも解禁されました。

本作は、小八重葵美さんと二階堂ふみさんがダブル主演を務め、戦争によって家族や居場所を失った子どもたちの姿を描く作品です。

岡田さんの役柄や追加キャスト、作品のあらすじ、公開日、トロント国際映画祭への出品情報を紹介します。

岡田准一ら新キャスト13人の出演が決定

役所広司や田中裕子ら実力派が集結

映画『わたしの知らない子どもたち』の新キャスト13人は、2026年7月29日に発表されました。

今回、出演が明らかになったのは次の13人です。

  • 役所広司
  • 田中裕子
  • 岡田准一
  • 吉田羊
  • 坂東龍汰
  • 北村有起哉
  • 赤間麻里子
  • 岩谷健司
  • つみきみほ
  • マキタスポーツ
  • プチ鹿島
  • サンキュータツオ
  • 井上肇

日本映画を代表する俳優から、舞台やテレビ、評論など幅広い分野で活動する出演者まで、多彩な顔ぶれがそろいました。

新キャストの発表に先立ち、小八重葵美さんと二階堂ふみさんがダブル主演を務めることが明らかになっていました。

さらに、竹野内豊さん、櫻井海音さん、花瀬琴音さんらの出演も発表されています。

今回の追加キャスト解禁によって、主人公たちを助ける人物だけでなく、戦後の混乱や社会の対立に関わる人物も登場することが分かりました。


岡田准一は新興ヤクザの組長・菊沢徹役

戦争孤児を父親のように受け入れる人物

岡田准一さんが演じる菊沢徹は、敗戦後の闇市で暮らす戦争孤児たちを受け入れる新興ヤクザの組長です。

菊沢は、行き場を失った子どもたちに対し、父親のような大きな愛情を注ぐ人物として紹介されています。

ヤクザの組長という立場でありながら、単純に暴力や支配を象徴する人物ではありません。社会から取り残された子どもたちに居場所を与える大人の一人として描かれます。

本予告映像には、岡田さん演じる菊沢が子どもたちと同じ空間で過ごす場面も登場しました。

菊沢がどのような経緯で子どもたちと出会うのか、主人公の琴子とどのような関係を築くのかは、公開前の時点では明らかになっていません。

岡田准一が語った作品への思い

岡田さんは出演発表に際し、映画としての面白さに加え、社会に対する問いが込められた作品であるとの考えを示しました。

また、作品に参加した子どもたちの演技を評価し、大人が果たすべき責任について考えさせられる作品であることにも触れています。

戦争を直接経験していない世代にとって、過去の出来事をどのように受け止め、次の世代へ伝えていくのか。本作では、子どもたちを取り巻く大人の責任も重要なテーマとなります。


岡田准一の年齢と主な出演作品

岡田准一さんは、1980年11月18日生まれの大阪府出身です。

2026年7月29日時点の年齢は45歳です。

俳優として映画、テレビドラマ、配信作品などに出演し、アクション作品から時代劇、社会派ドラマまで幅広い役柄を演じてきました。

2014年には、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演を務めています。

第38回日本アカデミー賞では、映画『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞を受賞しました。

近年の主な出演作には、次の作品があります。

  • 『ザ・ファブル』シリーズ
  • 『燃えよ剣』
  • 『ヘルドッグス』
  • 『最後まで行く』
  • Netflixシリーズ『イクサガミ』

身体能力を生かしたアクションや武道の印象が強い岡田さんですが、『わたしの知らない子どもたち』では、戦争孤児を受け入れる複雑な立場の人物を演じます。

これまでの出演作とは異なる、静かな感情表現にも注目が集まりそうです。


役所広司と田中裕子は漁師夫婦を演じる

孤児たちに一時的な寝床を提供

役所広司さんと田中裕子さんが演じるのは、漁師の山井甚平と、その妻・けいです。

劇中では、戦争で親を亡くし、孤児の矯正施設「水上寮」から逃げ出した子どもたちに寝床を与え、しばらく面倒を見る夫婦として登場します。

役所さんが山井甚平、田中さんが山井けいを演じます。

役所さんは、西川美和監督の前作『すばらしき世界』で主演を務めました。

今回は物語の中心人物ではないものの、行き場を失った子どもたちに手を差し伸べる大人として、再び西川監督作品に参加します。

田中さんは、西川監督の映画『ゆれる』を見たことが、出演を望むきっかけになったと明かしています。

役所さんも、作品の中心にいる子どもたちの姿やまなざしを受け止めてほしいとの思いをコメントしました。


吉田羊は孤児院館長、坂東龍汰は新聞記者役

吉田羊が演じる鷹間乃生

吉田羊さんが演じる鷹間乃生は、離れ離れになった子どもたちを受け入れる孤児院「隣相館」の館長です。

戦争によって家族や住居を失った子どもたちを保護し、新たな生活へつなげようとする人物とみられます。

吉田さんは出演にあたり、作品に平和への祈りを込めたことを明らかにしています。

坂東龍汰が演じる諸積京一郎

坂東龍汰さんは、新聞記者の諸積京一郎を演じます。

諸積は、矯正施設で暮らす子どもたちの相談役を務める人物です。

新聞記者という立場にとどまらず、子どもたち一人ひとりを理解しようとする存在として物語に関わります。

制度や施設側の事情だけではなく、子どもたち自身の声に耳を傾けようとする役割を担うと考えられます。

北村有起哉は対立をあおる刑事役

北村有起哉さんは、日本人と朝鮮人の抗争をあおる刑事を演じます。

敗戦後の混乱した社会を背景に、人々の対立を利用しようとする人物として登場します。

赤間麻里子さん、岩谷健司さん、つみきみほさん、マキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさん、井上肇さんの詳しい役名や人物設定は、出演発表の段階では公表されていません。


主人公は少年として生きる少女・琴子

小八重葵美が約500人のオーディションから選出

主人公の茅野琴子を演じるのは、小八重葵美さんです。

小八重さんは、2013年5月28日生まれです。2026年7月29日時点の年齢は13歳となります。

約500人が参加したオーディションから琴子役に選ばれ、撮影当時は11歳の小学5年生でした。

映画『わたしの知らない子どもたち』が初主演作品となります。

小八重さんは、2025年公開の映画『#真相をお話しします』で俳優デビューしました。同年には、短編映画『Happy End of the World』にも出演しています。

本作で演じる琴子は12歳の設定です。

そのため、作品紹介などで使われる「12歳」という表記は、小八重さん本人の現在の年齢ではなく、登場人物である琴子の年齢を指します。

琴子は少女であることを隠して生きる

琴子は、戦争によって家族と日常を失った少女です。

敗戦直後の街で生き延びるために髪を切り、自分が少女であることを隠して、少年として暮らすことを選びます。

当時の街には、進駐軍を対象とした慰安施設や路上売春が広がり、低年齢の少女も性的搾取の危険にさらされていました。

琴子が少年として生きようとした背景には、少女であることによって受ける危険から身を守る目的がありました。

琴子は靴磨きなどをしながら、同じ境遇の子どもたちと生活します。

戦争が終わっても、すべての子どもが安全な日常へ戻れたわけではありません。本作では、敗戦後も続いた子どもたちの過酷な生活が描かれます。


二階堂ふみは琴子を捜す教師役

戦時中の教育に加担した曽根文美子

もう一人の主人公である教師・曽根文美子を演じるのは、二階堂ふみさんです。

曽根は戦時中、教師として軍国主義教育に加担しました。

しかし、敗戦によって、それまで信じていた価値観や教師としての立場を失います。

その後、自分が置き去りにした教え子の琴子を捜し続けます。

曽根自身も乳飲み子を抱え、生活に余裕があるわけではありません。

それでも教師としての責任や過去への後悔を抱えながら、焼け跡となった街を歩き、琴子の行方を追います。

本予告映像は、曽根が自分は生徒を捨てたと告白する場面から始まります。

琴子を捜す曽根と、少年として暮らす琴子の姿が交互に映し出され、二人が再会できるのかが物語の大きな軸となります。


竹野内豊は琴子の父親役

竹野内豊さんは、琴子の父親で音楽家の茅野孝一を演じます。

琴子の兄・茅野律朗役は櫻井海音さんです。

戦争が始まる前、琴子は音楽家の父や兄とともに生活していました。しかし、戦争によって家族は離れ離れになります。

花瀬琴音さんは、琴子とともに靴磨きをする仲間・ひろえを演じます。

本作では、琴子が家族とどのように離れたのか、父や兄がどのような運命をたどったのかも物語に関わるとみられます。


西川美和監督が戦争孤児を題材に制作

特定の人物を描く伝記映画ではない

『わたしの知らない子どもたち』は、実在する特定の人物の人生をそのまま描いた伝記映画ではありません。

西川美和監督が原案、脚本、監督を務め、戦後の日本に実在した戦争孤児たちの境遇を背景に構成したオリジナルストーリーです。

西川監督が本作を企画するきっかけとなったのは、前作『すばらしき世界』の制作過程でした。

『すばらしき世界』の原案となった佐木隆三さんの小説『身分帳』には、母親に捨てられ、靴磨きや新聞売りをしながら生活し、やがて裏社会へ取り込まれていく男性の人生が描かれています。

西川監督は、その人物の背景にあった戦後の子どもたちの現実を知り、別の物語として描きたいと考えたとされています。

2人の女性を主人公にした物語

西川監督はこれまで、次のような作品を発表してきました。

  • 『ゆれる』
  • 『ディア・ドクター』
  • 『夢売るふたり』
  • 『永い言い訳』
  • 『すばらしき世界』

過去の作品では男性主人公を中心とする物語が多くみられましたが、本作では琴子と曽根という2人の女性を主人公に据えています。

戦争の被害を受けた子どもだけでなく、戦時中の教育に加担した教師の責任も描かれます。

登場人物を単純に加害者と被害者へ分けるのではなく、それぞれが抱える後悔や責任、選択に向き合う物語となっています。


子役は撮影前に戦後の歴史を学習

作品に参加した子どもたちには、撮影前に計3回、当時の歴史や生活を学ぶ勉強会が実施されました。

戦争を直接経験していない出演者が、当時の価値観や子どもたちの置かれた状況を理解したうえで撮影に臨めるよう、演技指導だけではなく歴史的背景を共有する準備が行われています。

作品の題材には、次のような慎重に扱う必要がある問題が含まれます。

  • 戦争孤児
  • 軍国主義教育
  • 性的搾取
  • 貧困
  • 民族間の対立
  • 子どもを保護する制度の問題

本作は、戦争によって日常を失った子どもたちと、その命を未来へつなごうとした大人たちを描く作品として発表されています。


トロント国際映画祭で世界初上映予定

プラットフォーム部門に正式出品

『わたしの知らない子どもたち』は、第51回トロント国際映画祭のプラットフォーム部門に正式出品されます。

英語題は『Children Untold』です。

プラットフォーム部門は、監督の表現や映画としての芸術性に注目するコンペティション部門です。

本作は、同部門のオープニング上映作品に選ばれました。同部門のオープニング作品に日本映画が選出されるのは初めてと発表されています。

ワールドプレミアは、現地時間の2026年9月10日に、カナダ・トロントで行われる予定です。

映画祭公式サイトでは、上映時間は150分と案内されています。

なお、映画祭への正式出品やオープニング上映作品への選出は、受賞が決定したことを意味するものではありません。

現時点で確認されているのは、プラットフォーム部門への正式出品と、同部門のオープニング上映作品への選出です。


白組のVFXで1945年の街並みを再現

劇中では、空襲後の焼け野原や人々が集まる駅、裏町のバラック、闇市など、1945年の日本が再現されています。

VFXを担当するのは、映画『ゴジラ-1.0』に参加した白組のチームです。

大規模なセットとVFXを組み合わせ、敗戦直後の街並みや人々の密集した様子を映像化しています。

主なスタッフは次のとおりです。

  • 撮影:笠松則通
  • 美術:三ツ松けいこ
  • 衣装デザイン:小川久美子
  • ヘアメイクデザイン:酒井夢月
  • 録音:白取貢
  • 音楽:原摩利彦

ポスタービジュアルの撮影は、フォトグラファーのレスリー・チャンさんが担当しました。

小八重葵美さん、二階堂ふみさん、岡田准一さん、役所広司さんら主要人物の表情やまなざしを中心に構成されています。


音楽は原摩利彦が担当

本作の音楽を担当するのは、映画『国宝』などを手がけた原摩利彦さんです。

原さんは音楽家役として劇中にも出演します。

音楽の一部は、イタリア・ローマで録音されました。

また、ラストシーンの主題音楽には、坂本龍一さんが設立した東北ユースオーケストラが参加したと発表されています。

戦争孤児を描く作品に若い演奏家たちが参加することで、過去の記憶を次の世代へつなぐ作品の方向性が音楽面にも反映されています。

楽曲名やサウンドトラックの発売予定は、2026年7月29日時点では発表されていません。


公開日は2026年10月16日

映画『わたしの知らない子どもたち』は、2026年10月16日金曜日に全国公開される予定です。

製作・配給はK2 Pictures、企画は分福が担当します。

国内公開に先立ち、2026年9月にはトロント国際映画祭で世界初上映される予定です。

2026年7月29日時点では、次の情報が正式に発表されています。

  • 新キャスト13人
  • 本予告映像
  • ポスタービジュアル
  • トロント国際映画祭への正式出品
  • 国内公開日

国内での完成披露上映や舞台あいさつ、入場者特典、追加の上映劇場などは発表されていません。

岡田さん演じる菊沢と琴子の詳しい関係や、物語の結末も明らかになっていないため、今後の続報が注目されます。


まとめ

  • 岡田准一さんは、新興ヤクザの組長・菊沢徹を演じます。
  • 菊沢は、敗戦後の闇市で暮らす戦争孤児を受け入れる人物です。
  • 役所広司さんと田中裕子さんは、子どもたちを保護する漁師夫婦を演じます。
  • 小八重葵美さんと二階堂ふみさんがダブル主演を務めます。
  • 第51回トロント国際映画祭のプラットフォーム部門に正式出品されます。
  • 日本での公開日は2026年10月16日です。

参考引用記事

K2 Pictures「新キャスト13名一挙解禁」
https://k2pic.com/article/5895

K2 Pictures「本予告&ポスタービジュアル解禁」
https://k2pic.com/article/5920

K2 Pictures「映画『わたしの知らない子どもたち』10月16日公開決定/特報映像・ティザービジュアル解禁」
https://k2pic.com/article/4616

映画『わたしの知らない子どもたち』公式サイト
https://k2pic.com/film/wsk

K2 Pictures「トロント国際映画祭 コンペティション部門正式出品決定」
https://k2pic.com/article/5705

Toronto International Film Festival「Children Untold」
https://tiff.net/films/children-untold

ORICON NEWS「役所広司、田中裕子、岡田准一ら西川美和監督最新作に集結」
https://www.oricon.co.jp/news/2470685/

MOVIE WALKER PRESS「『わたしの知らない子どもたち』新キャストが一挙解禁」
https://press.moviewalker.jp/news/article/1428158/

映画.com「わたしの知らない子どもたち」作品情報
https://eiga.com/movie/106187/

株式会社分福「西川美和 最新作『わたしの知らない子どもたち』10月16日公開決定」
https://www.bunbukubun.com/news/2094/