【番組】YOASOBI朝ドラ主題歌決定!綿矢りさ原作小説とは
とりコレ3行まとめ
- YOASOBIが2026年度後期のNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を担当します。
- 主題歌の原作となる小説は、芥川賞作家の綿矢りささんが新たに書き下ろしました。
- 2026年7月23日時点では、主題歌の曲名や配信日、原作小説のタイトルは発表されていません。
2026年7月23日、YOASOBIがNHK連続テレビ小説『ブラッサム』の主題歌を担当することが発表されました。
楽曲の制作にあたり、作家の綿矢りささんが主題歌専用の原作小説を書き下ろしています。小説を音楽にするユニットとして活動してきたYOASOBIが、なぜ小説家を主人公とする朝ドラに起用されたのでしょうか。
主題歌の制作背景や綿矢りささんの原作小説、ドラマのモデルとなった宇野千代、現時点で発表されている情報を整理します。

YOASOBIが朝ドラ『ブラッサム』の主題歌を担当
YOASOBIが主題歌を担当する『ブラッサム』は、2026年度後期に放送されるNHK連続テレビ小説です。
主人公は、山口県岩国で育ち、小説家を目指して人生を切り開いていく葉野珠。実在の作家・宇野千代をモデルにしながら、人物名や出来事を再構成したフィクションとして制作されます。
YOASOBIは、コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんによる音楽ユニットです。小説や物語をもとに楽曲を作るスタイルで知られ、「夜に駆ける」「群青」「怪物」「アイドル」などの楽曲を発表してきました。
今回もドラマの概要だけをもとに作曲するのではなく、主題歌のために書かれた小説を出発点として楽曲が制作されています。
主題歌の曲名や配信日は未発表
2026年7月23日に公表された情報では、YOASOBIが主題歌を担当することや、制作に至った経緯が明らかになりました。
一方、主題歌の正式タイトルや配信開始日、CD発売の有無、ミュージックビデオの公開予定などは発表されていません。
綿矢りささんが書き下ろした原作小説についても、作品名や全文の公開時期、書籍化の予定は明らかになっていない状況です。
YOASOBIは過去にも楽曲の原作となった小説を公式サイトなどで公開してきました。ただし、『ブラッサム』の主題歌でも同じ方法が採用されるかは未定です。
今後は、番組公式サイトやYOASOBIの公式サイト、公式SNSなどを通じて、楽曲の詳細が順次発表されるとみられます。
劇中伴奏曲はfox capture planが担当
『ブラッサム』では、主題歌をYOASOBI、ドラマ本編で流れる劇中伴奏曲をfox capture planが担当します。
fox capture planは、ピアノ、ベース、ドラムを中心としたインストゥルメンタルバンドです。これまでにもドラマや映画などの音楽を手がけています。
主題歌と劇中伴奏曲は役割が異なります。
YOASOBIの主題歌は作品全体を象徴する楽曲として使用され、fox capture planの劇中伴奏曲は、登場人物の感情や場面の空気を音楽で支えます。
『ブラッサム』の音楽は、文学的な物語をポップミュージックへ変換するYOASOBIと、映像に寄り添う演奏を得意とするfox capture planの組み合わせになります。
YOASOBIが『ブラッサム』に起用された理由
YOASOBIが『ブラッサム』の主題歌に起用された背景には、ドラマの主人公が小説家であることが関係しています。
制作統括の村山峻平チーフ・プロデューサーは、小説をもとに楽曲を制作するYOASOBIに主題歌を依頼した経緯を説明しています。
『ブラッサム』は、文章を書くことを諦めず、自らの人生を切り開いていく女性の物語です。
一方のYOASOBIは、物語を読み解き、その世界観や登場人物の感情を楽曲に落とし込む活動を続けてきました。
小説家を描く連続テレビ小説と、小説を音楽にするユニットの制作方法が重なることから、作品のテーマに合った起用といえます。
小説と音楽を結ぶYOASOBIの制作スタイル
YOASOBIは2019年に活動を開始しました。
デビュー曲「夜に駆ける」は、星野舞夜さんの小説『タナトスの誘惑』を原作に制作されています。その後も小説家や漫画家、脚本家による物語、公募で選ばれた作品などを音楽へ展開してきました。
原作を読んだ後に楽曲を聴くことで、登場人物の心情や物語の印象が変化する点もYOASOBI作品の特徴です。
『ブラッサム』の主題歌でも、綿矢りささんが書いた物語をAyaseさんが音楽に変え、ikuraさんが歌声で表現します。
ドラマの主人公、主題歌の原作小説、YOASOBIの楽曲という三つの物語が重なり合う構成です。
Ayaseは宇野千代の自伝を読んで岩国を訪問
Ayaseさんは主題歌を制作するにあたり、宇野千代の自伝『生きて行く私』を読んだことを明かしています。
宇野千代の考え方や行動力に触れたうえで、その人物像をさらに深く知るため、出身地の山口県岩国市も訪れました。
Ayaseさん自身も山口県出身です。
宇野千代が生まれ育った地域の風景や空気に実際に触れながら、ドラマと原作小説の世界を音楽へ落とし込んだとされています。
主題歌の具体的なサウンドや歌詞はまだ公開されていません。しかし、宇野千代の生涯や岩国の土地が、楽曲制作における重要な要素になったことは確認できます。
ikuraは葉野珠の人生を思いながら歌唱
ikuraさんは、主人公・葉野珠の生き方を思い浮かべながら歌ったことを明らかにしています。
葉野珠は、喜びや悲しみだけでなく、人生で経験するさまざまな困難も前進する力へ変えていく人物です。
結婚や離婚、震災、戦争、事業の失敗、借金などに直面しながらも、文章を書くことをやめず、小説家として生きていきます。
ikuraさんは、その力強い人生と楽曲に込められた熱量を受け止めながら歌唱しました。
Ayaseさんが人物の生涯や土地から音楽を作り、ikuraさんが主人公の感情を歌声で表現することで、『ブラッサム』の世界観に寄り添う主題歌が制作されています。
綿矢りさが主題歌の原作小説を書き下ろし
YOASOBIの主題歌のもとになった小説は、綿矢りささんが今回のために書き下ろした新作です。
綿矢りささんは、以前から宇野千代の作品や生き方に関心を持っていたとされています。
宇野千代をモデルにした人物が朝ドラの主人公になることに加え、その主題歌の原作小説を自身が担当することになり、特別な思いで執筆に臨みました。
宇野千代の生命力を桜の木に重ねた物語
綿矢りささんは原作小説を書く際、宇野千代が年齢を重ねても持ち続けた生命力に注目しました。
その尽きることのない力を、毎年花を咲かせる桜の木に重ねて物語を作ったと説明しています。
小説の詳しい内容は未発表ですが、桜や生命力、年齢に左右されず前へ進む力が重要なモチーフになっていることが分かります。
ドラマのタイトルである「ブラッサム」は、英語で花や開花を意味する言葉です。
主人公が数々の困難を経験しながら小説家として成長していく姿と、綿矢りささんが原作小説で描いた桜のイメージが重なります。
ただし、原作小説の登場人物や詳しいあらすじ、物語の結末などは明らかになっていません。
綿矢りさは『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞
綿矢りささんは1984年に京都府で生まれた小説家です。
2001年に『インストール』で文藝賞を受賞し、2004年には『蹴りたい背中』で芥川賞を受賞しました。
その後も『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』『パッキパキ北京』など、多くの小説を発表しています。
『勝手にふるえてろ』『ひらいて』『私をくいとめて』は映像化されており、文学と映像の両方で注目されてきました。
今回は、綿矢りささんの小説をYOASOBIが楽曲にし、その音楽が朝ドラの映像と結び付きます。
小説、音楽、テレビドラマという異なる表現が一つの作品を通してつながる点も、今回の主題歌企画の特徴です。
原作小説はドラマ本編の原作ではない
綿矢りささんが書いた小説は、YOASOBIが主題歌を制作するための原作です。
ドラマ『ブラッサム』そのものの原作小説ではありません。
『ブラッサム』は宇野千代をモデルにしながら、脚本家が人物や出来事を再構成したオリジナルのフィクションです。
作品の関係は次のとおりです。
- ドラマのモデル:宇野千代
- ドラマの主人公:葉野珠
- 主人公役:石橋静河さん
- ドラマの脚本:櫻井剛さん、小松與志子さん
- ドラマ本編の原作:なし
- 主題歌:YOASOBI
- 主題歌の原作小説:綿矢りささんの書き下ろし
- 劇中伴奏曲:fox capture plan
綿矢りささんを『ブラッサム』の原作者と表現すると、ドラマ全体の原作を書いたように受け取られる可能性があります。
正確には、YOASOBIが制作する主題歌の原作小説を担当しています。
朝ドラ『ブラッサム』は宇野千代がモデル
『ブラッサム』は、NHK連続テレビ小説の第115作として2026年秋に放送される予定です。
モデルとなった宇野千代は、山口県岩国に生まれ、小説家や随筆家、編集者など幅広い分野で活動しました。
小説を書くことに加え、雑誌の創刊や着物のデザインなどにも取り組み、時代の変化の中で自らの道を切り開いた人物です。
ドラマでは、宇野千代の実名ではなく、葉野珠という架空の主人公として物語が描かれます。
葉野珠は岩国から小説家の道へ進む
物語の主人公・葉野珠は、1897年に山口県岩国で生まれます。
幼いころに実母を亡くし、父と継母のもとで成長しました。
女学校を卒業した後は代用教員として働きますが、やがて職を失い、故郷を離れることになります。
親戚を頼って上京した珠は、小説の懸賞に応募したことをきっかけに、作家としての道を歩み始めます。
その後、関東大震災や戦争、結婚と離婚、事業の失敗、借金など、人生を揺るがす出来事を経験します。
それでも珠は文章を書くことを諦めず、自分の力で小説家として花を咲かせていきます。
困難を経験するたびに前へ進む主人公の姿は、綿矢りささんが原作小説で桜の木に重ねた生命力ともつながります。
実在の人物を再構成したフィクション
『ブラッサム』は、宇野千代の人生をそのまま映像化する伝記ドラマではありません。
宇野千代をモデルとしながら、人物名や団体名、出来事の一部を変更し、ドラマとして再構成したフィクションです。
そのため、主人公・葉野珠の経験や人間関係が、宇野千代の実人生とすべて一致するわけではありません。
実際の出来事から着想を得た部分と、物語として創作された部分を組み合わせながら、一人の女性が作家として成長する姿が描かれます。
主演は石橋静河
主人公・葉野珠を演じるのは石橋静河さんです。
石橋静河さんは映画やドラマ、舞台などで活動し、繊細な感情表現と存在感のある演技で知られています。
共演者には、加賀まりこさん、松たか子さん、国仲涼子さん、渡部篤郎さんらが発表されています。
脚本は櫻井剛さんと小松與志子さんが担当します。
櫻井剛さんは、連続テレビ小説『ブギウギ』や夜ドラ『あなたのブツが、ここに』などに携わってきました。
放送は2026年秋に始まる予定ですが、2026年7月23日時点では、正式な初回放送日は発表されていません。
主題歌をめぐる今後の注目点
今後の焦点は、YOASOBIが担当する主題歌のタイトルと音源がいつ公開されるかです。
Ayaseさんとikuraさんのコメントからは、楽曲の制作や歌唱が進んでいることが分かります。
ただし、楽曲が完成していることと、配信日や公開日が決まっていることは別です。
2026年7月23日時点で発表されていない主な情報は次のとおりです。
- 主題歌の正式タイトル
- 音源の配信開始日
- CD発売の有無
- ミュージックビデオの公開予定
- 綿矢りささんが書いた原作小説のタイトル
- 原作小説の公開方法
- 原作小説の書籍化予定
- ドラマの正式な初回放送日
- 主題歌を使用した予告映像の公開時期
番組の放送開始が近づくにつれて、予告映像や出演者情報、主題歌の一部などが公開される可能性があります。
新しい情報については、NHKやYOASOBIの公式発表を確認する必要があります。
楽曲の背景にある三つの要素
主題歌の歌詞やサウンドは公開されていませんが、制作背景から三つの重要な要素が確認できます。
一つ目は、宇野千代の生き方です。
Ayaseさんは自伝を読み、岩国を訪れたうえで、その人物像や土地の空気を楽曲へ反映させています。
二つ目は、主人公・葉野珠が持つ前進する力です。
ikuraさんは、喜びや悲しみ、成功や失敗をすべて力に変えて生きる珠の姿を思いながら歌いました。
三つ目は、綿矢りささんが原作小説に描いた桜の木です。
年齢を重ねても失われない生命力が、繰り返し花を咲かせる桜に重ねられています。
宇野千代の人生、葉野珠の物語、桜が象徴する生命力が、YOASOBIの音楽を通してどのように表現されるのかが注目されます。
まとめ
- YOASOBIが2026年度後期の朝ドラ『ブラッサム』の主題歌を担当します。
- 主題歌の原作小説は、綿矢りささんが今回のために書き下ろしました。
- 原作小説では、宇野千代の生命力が桜の木に重ねて描かれています。
- 綿矢りささんの小説は主題歌の原作であり、ドラマ本編の原作ではありません。
- ドラマは宇野千代をモデルに、石橋静河さん演じる葉野珠の人生を描くフィクションです。
- 2026年7月23日時点で、主題歌の曲名や配信日、正式な初回放送日は未発表です。
参考引用記事
- 朝ドラ「ブラッサム」主題歌はYOASOBI&主題歌の原作小説は綿矢りさ 2026年度後期放送
https://www.steranet.jp/articles/121769 - YOASOBI、次期朝ドラ「ブラッサム」の主題歌担当 綿矢りさの書き下ろし小説を原作に
https://mantan-web.jp/article/20260723dog00m200011000a.html - YOASOBI オフィシャルサイト「PROFILE」
https://www.yoasobi-music.jp/profile/ - 綿矢りさ|著者プロフィール|新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/writer/4465/ - 宇野千代-岩国の旅-
https://unochiyo.iwakuni-city.net/ - 遠藤憲一、井浦新 朝ドラ「ブラッサム」新キャスト発表!音楽はfox capture planが担当
https://www.steranet.jp/articles/120713 - 2026年度後期朝ドラは「ブラッサム」 主演は石橋静河、作家・宇野千代をモデルとした物語
https://mantan-web.jp/article/20250529dog00m200019000c.html
















